坂井遼太郎

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活動期間 2022年 -
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坂井 遼太郎(さかい りょうたろう、1985年5月4日 - )は、日本プロ野球審判員起業家YouTuber2011年のNPB審判部統合まではセントラル・リーグ関西審判部に所属。審判員袖番号は2016年から退職まで「12」(2012年 - 2015年は52。それ以前は12)

プロ入り前・審判時代

金光大阪高等学校卒業後の2005年、プロ審判員を目指し単身渡米。現地ではヒッチハイクジム・エバンス審判学校まで到達し入学したという、並外れた行動力のエピソードを持つ。

帰国後の2007年、セントラル・リーグ審判員として採用される。2009年にウエスタン・リーグ優秀審判員を受賞し、2010年8月13日の阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ15回戦で一軍公式戦初出場を果たした。2012年には、その技術と姿勢が評価され2度目となるウエスタン・リーグ優秀審判員を受賞。2017年にはオールスターゲームへの初出場も果たしている。[1]

実業家時代

2018年、裸眼視力の低下により審判活動に著しい支障が生じるとして、本人の申し出により同シーズン限りで日本野球機構(NPB)を退職。本人談によると、2014年シーズンのキャンプ頃から裸眼視力が著しく低下しており、試合を裁く上で極めて不備が生じることから、自ら申し出ての円満退職という形になった。さらに不眠症にも悩まされていたと言う。

引退後はスポーツビジネスの知見を深めるため、2019年4月にスポーツインターネットメディア「スポーツブル」を運営する株式会社運動通信社に入社した。

同社では高校・大学野球や学生スポーツを担当し、2020年にはサッカー選手の本田圭佑と協業した音声サービス「NowVoice」の立ち上げに参画、運営責任者を務めた。2021年には編成部部長に就任している。[2]

その後、株式会社運動通信社を退職して新会社を設立し、取締役副社長に就任。同年、株式会社講談社へ出向し、新規事業部「クリエイターズラボ」の立ち上げメンバーとして活動したほか、スポーツナビ株式会社と共同で全国の大学野球リーグ戦の配信事業を開始した。また、2022年5月にはYouTubeチャンネル「審判のさかい」を開設し、X@ryotarosakai12)などと共に野球ルールの解説やスポーツに関する情報発信も行っている。[3]

2023年、野球事業のさらなる拡大を目的として「株式会社ひと」を設立し、代表取締役に就任。[4]大学野球の配信や学生支援を中心に、スポーツ関連事業を多角的に展開している。2025年には、野球部学生専門の就職支援サービス「ジョブチェック」をリリース。[5]映像配信にとどまらず、進路支援やキャリア形成の側面から大学野球界の発展に取り組んでいる。

判定に関連するエピソード

  • 一軍試合3戦目となる2010年8月15日阪神タイガース東京ヤクルトスワローズ第17回戦(京セラドーム大阪)の2回裏、阪神・金本知憲が放った打球はドーム天井の「スーパーリング」に当たり、フェアグラウンドに落下した。一塁塁審を務めた坂井はこれを「ファウル」と判定したが、京セラドームでのグラウンドルールでは「インプレー」とされていた。審判団が協議した結果ジャッジどおり「ファウル」としたが、このジャッジに対し日本プロ野球機構加藤良三コミッショナーは翌16日、坂井に「厳重戒告」と「当該試合出場手当(24,000円)の50%減額」を課した。またこの試合の他の審判員(嶋田哲也谷博友寄正人)については「グラウンドルールの確認を怠った」として注意処分とした。さらに監督責任を問われる形で井野修審判部長、前川芳男審判部特命顧問も注意処分を受ける異例の事態となった。なお、金本はその打席で本塁打を放っている。
  • 2018年6月22日オリックス・バファローズ福岡ソフトバンクホークスほっともっと神戸)の10回表、福岡ソフトバンクホークス中村晃がライトポール際へ大飛球を放った。当日、一塁塁審を務めていた坂井はこの打球に対し「ファウル」と判定。 しかし、工藤公康監督のリクエスト要求を受けて行ったリプレー検証の結果、「ホームラン」へと覆った。 この判定にオリックスの福良淳一監督は試合後、ユニフォーム姿のまま審判控室に乗り込み映像を確認する騒ぎとなった。これに伴い、責任審判の佐々木昌信は「試合後、映像を再確認したところ、ファウルでした」と誤審であることを認め、「ファウルの事実はNPBにも報告しました。球団にもNPBにもミスジャッジだという事実は伝えました。あとはNPBの判断」と報道陣へ対応を行った。[6] 翌日、仲野和男パ・リーグ統括と友寄正人審判長が福良監督、湊球団社長長村球団本部長らに“リプレー誤審”の事情説明や謝罪を行った。[7] これに対してオリックス側は試合中に行ったリプレー検証でコマ送りの仕方や映像の止め方を間違えていたことを理由として10回2死1塁の時点からのやり直しを要望を行ったが認められず、7月6日には続行試合を求める記者会見を開き、NPB史上3例目となる野球協約第20章の第188条に基づく提訴を行うなど大騒動へと発展した。[8]

その他エピソード

アメリカの審判学校へ赴く際、ヒッチハイクで目的地まで行った逸話がある。帰国後、映画『舞妓Haaaan!!!』に審判役として出演した。

審判出場記録

  • 初出場:2010年8月13日、阪神対ヤクルト15回戦(京セラドーム大阪)、二塁塁審。
  • 出場試合数:350試合(パ・リーグ165、セ・リーグ133、交流戦50、オールスター2)
  • オールスター出場:1回(2017年
  • 日本シリーズ出場:なし

(記録は2018年シーズン終了時)

表彰

  • ウエスタン・リーグ優秀審判員:2回 (2009年、2012年)

(記録は2018年シーズン終了時)

脚注

関連項目

外部リンク

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