坂本春生

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生年月日 (1938-04-10) 1938年4月10日(88歳)
配偶者 坂本吉弘
坂本 春生
さかもと はるみ
生年月日 (1938-04-10) 1938年4月10日(88歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都大田区
出身校 東京大学経済学部
配偶者 坂本吉弘
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坂本 春生(さかもと はるみ、1938年(昭和13年)4月10日 - )は、日本通産官僚実業家通商産業省札幌通商産業局長西友西武百貨店副社長、経済同友会副代表幹事などを務めた。

通産省入省

東京都大田区生まれ。都立日比谷高校を経て、東京大学経済学部を首席卒業。

1961年秋、旧姓片山の彼女は、翌年春の東大経済学部卒業を前に、通産省を訪ねた[1]。当時、企業局長が佐橋滋官房長渡辺弥栄司、人事を担当する秘書課長が川原英之だった[1]。その川原が、成績もいいし、人物も申し分ない「片山春生」という人間を採用したいと言ってきた[2]。名前を見て、てっきり男だと思い、「君たちがそれほどいいというのなら採用したらいいだろう」と答えると、「ただ、女なんです」と言う[1]。しかし、通産省は男だけの職場ではないのだから、いつかは女性のキャリアも採らなければならない。男性に力負けするような女性でなければ、初採用に踏み切るいい機会ではないか。そう考えて、佐橋はとにかく会ってみることにした[2]

いずれにせよ、佐橋は彼女の「通産官僚になろうとする情熱と、倉敷レイヨンあるいは先生への義理、こういうものを円満に解決して去就を決めようとする心がまえに」に非常に感心した[2]。それで、職制を改革してまで彼女を採用すると言っている倉敷レイヨン社長の大原総一郎に彼女が話に行った後を見計らって、事情を伝え、気持ちよく譲ってもらったのである[2]。「そりゃ、役所という舞台でがんばった方が彼女のためにはいいでしょう」ふつうの経営者とは一味違う文化人の大原は、経緯を聞いて、こういった[3]

入省が決まって、家の前に社旗をはためかせた新聞社の車がダーッと並んだのに驚いたという[4]。ちなみに彼女の父親も読売新聞に勤めていた[5]

1962年、通産省に入省。同期には、堤富男通産事務次官)、関収(住友電気工業副社長)、田辺俊彦野口昌吾、深沢亘(特許庁長官)、林昭彦(科学技術庁官房長)、平野達郎(リース事業協会副会長)など。また省が異なるが、同年には遠山敦子文部省初の女性キャリアとして入省している。

企業課を振り出しに、1980年5月、同省初の女性課長として生活産業局日用品課長、1982年9月、中小企業庁指導部指導課長、1984年7月、通商産業大臣官房企画室長を経て、1986年6月、同省初の女性地方支分部局長として札幌通商産業局長に就任。1987年6月、通商産業大臣官房付で退官。

退官後

1989年、西友顧問、常務、専務を経て、その間、経団連女性部新設につき、部会長に。1997年、副社長就任。同年、西武百貨店副社長。1998年、セゾン総研理事長、1999年、経済同友会副代表幹事、2000年から2005年日本国際博覧会(愛知博覧会)事務総長、副会長に。

2001年、北海道ファシリティマネジメント協会取締役、2006年、財団法人流通システム開発センター会長、2009年、社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会顧問、公益財団法人日本ファシリティマネジメント協会会長[6]横浜銀行取締役(社外)[7]。 2012年4月、横浜市教育委員会委員(任期4年)。2013年から三菱自動車工業取締役などを歴任した。

親族

ある時、佐橋は彼女たち昭和37年入省組の集まりに出て、「折角、女性が一人入ったんだから、何もよそにやることはない。誰か立候補しろ」とハッパをかけ、そのキキメがあったのか同期の坂本吉弘と結婚して、坂本春生となった[8]。仲人は佐橋[8]、結婚式の司会は同期の田辺が務めた[9]

略歴

  • 1961年9月20日 国家公務員採用上級試験(甲種・経済)合格
  • 1962年 東京大学経済学部経済学科卒業、通商産業省入省
  • 通商産業大臣官房付
  • 1980年5月1日 通商産業省生活産業局日用品課長
  • 1982年9月20日 中小企業庁指導部指導課長
  • 1984年7月1日 通商産業大臣官房企画室長
  • 1986年6月10日 札幌通商産業局長
  • 1987年6月24日 通商産業大臣官房付、退官
  • 1987年8月 株式会社第一勧業銀行顧問
  • 1989年8月 株式会社西友顧問
  • 1990年5月 株式会社西友常務取締役
  • 1993年5月 株式会社西友代表取締役専務
  • 1997年5月 株式会社西友代表取締役副社長、株式会社西武百貨店取締役
  • 1997年9月 株式会社西武百貨店代表取締役副社長
  • 1998年 セゾン総研理事長
  • 1999年 経済同友会副代表幹事
  • 2000年10月 財団法人2005年日本国際博覧会協会常任理事事務総長
  • 2003年10月 財団法人2005年日本国際博覧会協会副会長
  • 2006年6月 財団法人流通システム開発センター会長
  • 2009年6月 社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会顧問
  • 2010年6月 社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会会長
  • 2012年1月 公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会会長
  • 2013年6月 三菱自動車工業株式会社取締役、テクノプロ・ホールディングス株式会社取締役

著書

脚注

参考文献

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