壁男
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- PART1(『COMICアレ!』1995年11月号)
- とあるアパートの壁に“壁男”が棲んでいた。壁男はアパートの住人の生活を見ながら次第に自己を認識し、老朽化したアパートが壊された後も別の建物の壁において自身と同じ壁男と出会うなどしていたが、ある時、壁に無神経にダーツの矢を突き出す男に苛立った彼は“ある行動”を取る。
- PART2(『COMICアレ!』1996年2月号)
- PART1の事件により壁男の存在を知った仁科は、自身の部屋に鈴を設置するなどして壁男との接触を試みるが、仁科の彼女とその友人達は、彼の最期と“壁男”の実在という真実に直面する。
- PART3(『COMICアレ!』1996年9月号)
- 仁科の最期と壁男の存在に触れた佐々木は、友人の女性が壁男の仲間になった事を本人からの手紙で知る。彼女は自身を引き込んだ壁男(PART1とPART2で人間社会に接触した者)を“カベオ”と呼び、壁男の世界で暮らしながらも佐々木に接触してくるが、時を同じくして、壁男の存在がワイドショーや特番などでも大々的に扱われるようになり、やがて変容しつつある壁男の世界は人間社会にも影響を及ぼす。
単行本
マガジンハウス版と双葉社版の単行本は、いずれも著者の別作品『夢の木の下で』『遠い国から』『鰯の埋葬』と共に収録されている。
- 『夢の木の下で』(MAG COMICS、マガジンハウス刊、1998年7月発売、ISBN 978-4838709700)
- 『壁男』(双葉文庫名作シリーズ、双葉社刊、2007年9月18日発売、ISBN 978-4575726428)
- 『諸星大二郎短編集成 7 塔に飛ぶ鳥』(ビッグコミックス、小学館刊、2026年11月30日発売予定、ISBN 978-4098638307)[1]