変装
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歴史
諜報・工作活動
フィクション
物語の『乞食王子』や『シンデレラ』では、異なった身分の人間だと見せるために変装する場面がある。
スパイ・情報部・諜報部などを題材とした物語の作品では、必ずといっていいほど変装の場面が登場する。
また、探偵が登場する物語においても、変装する人物が登場することは多い。例えば江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズに登場する「二十面相」は変装の達人である。また二十面相と闘う明智小五郎や少年探偵団の小林少年なども、怪人に負けじと変装をすることがある。探偵小説では尾行や身辺調査のために変装する設定が描かれることも多い。これらの中には、特定の人物に扮して家族や友人に間近に接して見破られなかったといったエピソードが登場することがあるが、もともと酷似した兄弟姉妹等がベースになる場合や、暗がり、遠距離などの条件下では別として、現実にここまで高度な変装技術が存在したという例はない。映画などでのメーキャップ技術でもまず不可能であり、こうした物語が映像化される場合は、ターゲットを演じる俳優に入れ替わってしまうことが通例である。
その他
デモンストレーション行進に参加する人の中には、映像が記録され様々な媒体で自分の姿が公開されること(そして、いわゆる"当局"、公安警察・秘密警察などからマークされることなど)を警戒し、あらかじめ変装をして臨む者もいる。

特定の興行や物品販売の行列においても、自分がそこにいたことを知られたくないために変装する人がいる。
ビートルズもアイドル時代にファンから逃れるため変装していた。一番多用したのはポール・マッカートニーである。しかし、声でバレたと発言している。その一環は「ハード・デイズ・ナイト」のオープニングで見られる。 1980年代、工業デザイナーのパット・ムーア(当時26歳)が、3年間高齢者に変装して、高齢者が恐らくは高齢者であるという理由だけでリンチされて恐怖することや、高齢者向けの商品さえも高齢者に取りやすい棚に陳列されておらずラベルも老眼では見えにくいことがある・・・などの体験をノンフィクションとしてレポートした。ユニバーサルデザインという言葉やバリアフリーという言葉が今ほど知られなかった(『変装―私は3年間老人だった』朝日出版社 1988年)。
変装の道具
変装に用いられることのある道具を挙げる。
- 帽子・目出し帽
- カツラ(ウイッグ)・エクステンション・散髪
- 眼鏡・サングラス・コンタクトレンズ
- マスク(衛生用マスク)
- 付け髭
- 付けボクロ
- 化粧。皮膚の色を変えるためのファンデーション、コンシーラー、つけまつげ、チーク等。
- 含み綿 - ふくよかな頬や下垂した高齢者の頬を、演出するために口に真綿を含むこと。見せ掛けの体形を変えるため衣服の下に綿を忍ばせることも行われる。
- 被服 - 特定の職業のものだと一般に思われている衣類などを身につける。
- 上げ底靴(シークレットブーツ・シークレットシューズとも) - 身長を高く見せる道具[注 1]。
上記のような道具を使用し、メイクと組み合わせて女装または男装することも効果的な変装である。
また、高価で手間がかかるが、ほぼ完全に別人になる変装もある。その例を以下に挙げる。
なお、目立ってしまう難点はあるが、(かつて忍者が虚無僧や大道芸人に変装したように)ペイントや着ぐるみなどを着る(着ぐるみなどを着て仕事をしている人になりすます)変装もある。
人でないもの(動物等)に変装する方法としては、次のようなものがある。

