夢見通りの人々
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『夢見通りの人々』(ゆめみどおりのひとびと)は、宮本輝の小説及びそれを原作として1989年8月5日に公開された日本映画[2][3][4]。松竹製作配給。森崎東監督[5]。小倉久寛の初主演映画で[3][4]、2025年まで唯一の主演映画。宮本輝の原作をもとにした大阪を舞台とした人情喜劇[5]。当時の人気俳優をはじめ、大阪が舞台ということから関西を代表する喜劇人がラインナップされ話題を呼んだ[6]。
美容師・野口光子に思いを寄せる詩人・里見春太と、夢見通りの名前とは裏腹に性欲を持て余す肉屋の兄弟にホモと噂されるカメラ屋の主人など、めいめいの秘められた情熱と、彼らのふと垣間見せる夢と孤独の表情を大阪を舞台に描く[3][4]。
キャスト
スタッフ
製作
製作発表会見としては珍しく大阪新世界の通天閣の新世界会館で1989年6月2日に行われ[3]、森﨑東監督、小倉久寛、南果歩、大地康雄、西川弘志、山田スミ子、月亭八方、笑福亭仁鶴が出席[3]。森﨑監督は「宮本輝さんの小説は喜劇というより、むしろ悲劇に近いものがあるが、出演者に"吉本式"の大阪弁を喋ってもらって、大阪でないと見られない、最後にニコッと笑ってもらえるような実験的喜劇を作りたい」などと述べた[3]、小倉久寛は「舞台と違って映画はお客さんがいないし、こんなに沢山のシーンに出るのは初めてで面喰っている」などと、西川弘志は「地元の大阪で気が楽だが、万引き少年という役で、新しい役にチャレンジしている」などと、笑福亭仁鶴は「パチンコ屋のオーナーの役で、末は市会議員に出ようといった野心を持っているけしからん男に扮しています」などと述べた[3]。また撮影スケジュールの説明もあり、鶴橋のオープンセットを松竹大船撮影所に建設し、メイン撮影が行われ、終了後、(1989年)7月半ばまで大阪各地でロケを行なうと説明があった[3]。