大杉卓三 From Wikipedia, the free encyclopedia 大杉 卓三(おおすぎ たくぞう)は、日本のソーシャル・ビジネス研究者、京都産業大学経営学部准教授[1][2]。バングラデシュを研究拠点としており[1]、グラミン銀行などに関する業績を上げている[2]。研究者としての初期にあたる2000年代には、情報社会論、地域開発などを専門とし、地域情報化について研究していた[3]。 九州大学大学院比較社会文化研究院に学び[4]、博士課程を単位取得退学した後、九州大学ベンチャービジネスラボラトリー研究員、財団法人ハイパーネットワーク社会研究所研究員を歴任した[3]。 九州大学大学院比較社会文化研究院助手となり、2007年には制度変更で助教となって[3][5][6]、九州大学アジア総合政策センター協力教員も務めた[3]。2011年に、『情報通信技術による地域開発 ―大分県における地域情報化過程の実証的研究―』により、九州大学より博士(比較社会文化)を取得した[7]。 その後、九州大学日本エジプト科学技術連携センター研究員[5][8]、神戸情報大学院大学システム情報工学研究科准教授を経て[5]、2014年に大阪大学未来戦略機構特任准教授となり[9][10][11]、2018年に京都産業大学経営学部准教授となった[2]。 大杉は、研究活動などを通して、グラミン銀行の創設者でノーベル平和賞受賞者でもあるムハマド・ユヌスとの交流もあり[10]、共著書にユヌスが序文を寄せている例もある。また、大杉は、グラミン・コミュニケーションズ研究員でもある[2]。 おもな著書 単著 情報ネットワークで結ぶシルクロード―国際開発協力にみる現代中央アジア、中国書店、2009年 大学の地域メディア戦略 映像番組制作による大学の地域貢献、中国書店、2010年 共著 (アシル・アハメッドとの共著)グラミンのソーシャル・ビジネス、中国書店、2012年(増補改訂版、集広舎、2017年)- 序文:ムハマド・ユヌス (アシル・アハメッドとの共著)BOPを変革する情報通信技術―バングラデシュの挑戦、集広舎、2009年 - 序文:ムハマド・ユヌス 共著 (大谷順子との共編著)人間の安全保障と現代中央アジア、花書院(比較社会文化叢書)、2010年 共訳書 (大谷順子との共訳)リン・リチャーズ 著、質的データの取り扱い、北大路書房、2009年 脚注 1 2 「大杉 卓三」京都産業大学。2025年8月10日閲覧。 1 2 3 4 ビジネスモデルとベンチャー研究部会「第4回ソーシャルビジネス研究部会」関西ベンチャー学会、2022年9月3日。2025年8月10日閲覧。 1 2 3 4 「情報ネットワークで結ぶシルクロード―国際開発協力にみる現代中央アジア」紀伊國屋書店。2025年8月10日閲覧。 ↑ 大杉卓三「地域情報化における意味と政策の変遷」『比較社会文化』第14号、九州大学大学院比較社会文化学府、2008年3月20日、1-6頁、CRID 1390853649766205312。 1 2 3 大杉卓三 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース ↑ 「2.電気通信と地域社会・地域経済等に関する研究調査」電気通信普及財団。2025年8月10日閲覧。 ↑ 「<博士論文> 情報通信技術による地域開発 ―大分県における地域情報化過程の実証的研究―」九州大学。2025年8月10日閲覧。 ↑ 「情報通信月間参加企画シンポジウム「ソーシャルメディアの利用から考える地域情報化」」九州テレコム振興センター。2025年8月10日閲覧。 ↑ 「集広舎の本 グラミンのソーシャル・ビジネス」集広舎、2017年7月1日。2025年8月10日閲覧。 1 2 「ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス博士来日のご案内」Impact Hub Kyoto。2025年8月10日閲覧。 - 記述の中で肩書きは「特任教授」とあるが、「特任准教授」の誤りと思われる。 ↑ 「大阪大学 大杉卓三特任准教授の来訪」日本学術振興会バンコク研究連絡センター。2025年8月10日閲覧。 典拠管理データベース 全般ISNIVIAF国立図書館日本学術データベースCiNii BooksCiNii Research2 Related Articles