大浦ゴボウ
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直径10センチメートル、長さ100センチメートル、重さ2キログラム以上にも達する大型のゴボウ品種である。輪切りにした際の切り口は偏円形となり、芯には空洞が生じている。水田と台地の中間、耕土が深くやや粘質がかった土壌で栽培することが必要であり、土壌の性質が合わないと他品種のゴボウと同様に切り口が正円形になるなど、大浦ゴボウの特徴が発現しなくなる。折れやすいため、畑から抜き取って収穫することはできず、株の周りを掘り下げて収穫する。肉質は柔らかで繊維質が少なく、煮物に向く[2][3]。
連作がきかず、5年から7年の輪作期間が必要であり、栽培に適する土壌も限られるため、大浦地区以外での栽培は難しく、市場に流通することは少ない。生産量の大半は成田山新勝寺に奉納される。大鍋で1日いっぱい煮て水を切り、油で揚げたのちに醤油、みりん、酒などで味付けしたものが護摩に訪れた参拝客に提供されている[2][4]。