大規模文字セット
From Wikipedia, the free encyclopedia
どのくらいの文字種の数があれば大規模文字セットと呼べるのかについては明確な基準があるわけではなく、その時々の普及している文字セットの文字数やどのくらいの文字数が必要であると考えられているのかといったことによって決まる。
実際に流通している漢字コードの規格が約6000の文字を収容しているJIS X 0208しかなかった時代には、1万を超える文字数があれば大規模と呼ばれた。また、諸橋大漢和辞典の収容文字数が約5万4千であることから、16ビットの限界である65536個のコードがあれば、なんとか必要な文字を収容できるという考え方もあり、16ビットの文字集合で全ての文字を網羅することを目指して開発された当初のUnicode(バージョン1.0)はこのような考え方を元にしている。
その後Unicodeおよびそれを元にしたISO/IEC 10646 (JIS X 0221)、JIS X 0213等の含まれる文字数の多い規格がいくつも制定された。
主な大規模文字セット
大規模文字セットを実装したフォント
電子書籍が普及した現在、多くのフォントはDTP用に開発された文字セットであるAdobe-Japan1-6を実装している。人名/地名用のフォントでは、経済産業省所管独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)が、MJ文字情報に対応するIPAmj明朝フォントをオープンソースで頒布している。
他に、今昔文字鏡のindexfontや、GT書体プロジェクトによるGT書体及びTフォント[8]、UnicodeのCJK統合漢字拡張A~Fに完全対応する花園フォントなどが使われている。