大陸系磨製石器

From Wikipedia, the free encyclopedia

大陸系磨製石器の1つ、有柄式磨製石剣佐賀県吉野ヶ里遺跡出土)

大陸系磨製石器(たいりくけいませいせっき)とは、弥生時代になって朝鮮半島から水稲農耕技術が流入するとともに日本列島に流入した、朝鮮半島に直接的な起源を持つ磨製石器の一群である。多くは、水稲農耕技術や、それに伴って列島に渡来した様々な生活様式を採用するに伴って、新たに必要になった道具である。

まず、収穫具として、石包丁石鎌があげられる。ともにを刈り取る際に用いられる道具であり、石包丁は穂首刈りに、石鎌は根刈りに主に用いられたとされる(一般的に根刈りの方が穂首刈りより効率が良い)。石包丁は北部九州西日本一帯に頻繁にかつ比較的多く見られるが、石鎌は量が少なく、また分布範囲も北部九州を中心とした地域に限定される。石包丁には大型と小型があり、列島には主に小型の石包丁が分布するが、北部九州を中心に大型の石包丁もしばしば出土する。代表的な産地として、福岡県飯塚市立岩遺跡群をあげることができ、北部九州一帯に分布する。

伐採具

伐採具として、太形蛤刃石斧があげられる。大きいものは長さ25センチ以上、幅10センチ程度ある大型の石斧で、刃部を正面から見た形がハマグリとにているためこの名がついた。大きいため重量があり、大きな広葉樹の伐採に特に適するとされる。着柄方向は刃部と柄が併行に付く。その用途から、硬質な石材が好まれ、安山岩玄武岩などが石材として選択されることが多い。代表的な産地として、福岡市西区今山遺跡などがあげられ、北部九州一帯に分布する。

工作具

武器

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI