天の瞳
灰谷健次郎による文学作品
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『天の瞳』(てんのひとみ)は、灰谷健次郎の最後の小説作品。幼年編1・2、少年編1・2、成長編1・2、あすなろ編1・2、最終話の全9冊で構成される。2000年から2002年にかけてテレビドラマ化もされた。
倫太郎、ミツル、青ポン、タケやんとその友達が、真剣に周りの人々とぶつかり、世の中のおかしいことを変えていく物語。周りの人とぶつかっていくうちに、色々なことを学び、人との関わり合いで色々と学び、発見し、相手も学ぶ。
読売新聞に掲載された新聞小説で、当初は新潮社から刊行されていたが、同社の写真週刊誌「FOCUS」が神戸連続児童殺傷事件の加害少年の写真を掲載したことに灰谷が抗議し、版権を引き揚げたため、その後は角川書店から刊行された。
あらすじ
幼年編1
倫太郎は、倫叡保育園に行っている男の子。とんでもないいたずらをいつもいつもしていて、保育園の先生を困らせている。そんな倫太郎だが、実は鋭い感受性とやさしさを持った子だった。個性的な倫太郎たちは小学校の先生にはなかなか理解できず、先生たちは頭をかかえていた。2年生になってから、フランケンことミツルという転校生が倫太郎たちの仲間に入った。フランケンはいつも変な顔をし、みんなを笑わせていた。
だが、それを見た倫太郎のじいちゃんはなぞなぞを出した。「隣どうしにあるのに、絶対見えないものはなんや」じいちゃんはフランケンに何かを悟らせようとしていた。