鳥之石楠船神
日本神話の神
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概要
記述
神産みの段でイザナギとイザナミの間に産まれた神である。『古事記』の葦原中国平定の段では、天鳥船神が建御雷神の副使として葦原中国に派遣され[1]、事代主神の意見をきくために使者として遣わされた。しかし『日本書紀』の同段では天鳥船神は登場せず、事代主神に派遣されたのも稲背脛という別の者になっている。稲背脛は「熊野諸手船、またの名を天鴿船」という船に乗っていったというが、『古事記』では天鳥船神が使者となっている。また熊野諸手船は美保神社の諸手船神事の元である。
これとは別に、『日本書紀』の神産みの段本文で、イザナギ・イザナミが産んだ蛭児を天磐櫲樟船(あめのいわくすふね。一書では鳥磐櫲樟船(とりのいわくすふね))に乗せて流したとの記述があるが、『古事記』では蛭子が乗って行ったのは鳥之石楠船神ではなく葦船(あしぶね)である。