太平洋十年規模振動
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太平洋十年規模振動(たいへいようじゅうねんきぼしんどう、Pacific Decadal Oscillation:PDO)とは太平洋各地で海水温や気圧の平均的状態が、10年を単位とした2単位(約20年)周期で変動する現象である。太平洋10年周期振動とも言う。海洋と大気が連動して変化する。
数十年に渡る気圧や海水温のデータから平均値を求めると、太平洋では約10年単位でその値が大きく上下に揺れる。この現象を発見したのは、サケの生息数変化を研究していたSteven R. Hareである。これとほぼ同時期にYuan Zhangは、この現象と気候との連動性を発見した。両グループは1997年に、この現象に関する論文を初めて発表した。
そのメカニズムは、まだ詳しく解明されていない。複数の説があるが、仮説の域を出ていないとされる。