太陽よりも眩しい星
日本の漫画作品、テレビアニメ番組
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『太陽よりも眩しい星』(たいようよりもまぶしいほし)は、河原和音による日本の漫画。『別冊マーガレット』(集英社)において、2021年7月号から連載中[2]。略称は「たまほし」[3]。2026年5月時点で単行本の累計部数が410万部を突破している[4]。北海道札幌市が物語の舞台[5]。
| 太陽よりも眩しい星 | |
|---|---|
| ジャンル | 恋愛[1] |
| 漫画 | |
| 作者 | 河原和音 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 別冊マーガレット |
| レーベル | マーガレットコミックス |
| 発表号 | 2021年7月号 - |
| 発表期間 | 2021年6月11日[2] - |
| 巻数 | 既刊14巻(2026年5月25日現在) |
| アニメ | |
| 原作 | 河原和音 |
| 監督 | 小林彩 |
| シリーズ構成 | 中西やすひろ |
| 脚本 | 中西やすひろ |
| キャラクターデザイン | 曾錦峰 |
| 音楽 | 田渕夏海、櫻井美希 |
| アニメーション制作 | スタジオKAI |
| 製作 | 「太陽よりも眩しい星」製作委員会 |
| 放送局 | TBS系列ほか |
| 放送期間 | 第一期:2025年10月2日 - 12月18日 |
| 話数 | 第一期:全12話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
沿革
2021年6月11日発売の『別冊マーガレット』7月号より連載を開始[2]。同年8月、集英社の少女・女性向け漫画投稿サイト「マンガMeets」が1周年を迎えたことを記念して企画が行われ、数作品とともに本作のネームも期間限定で公開された[6]。
2024年3月1日から31日まで『マーガレット』と『別冊マーガレット』がららぽーとTOKYO-BAYとコラボレートしたことにより開催されたイベント「きゅん♡する ららぽーとTOKYO-BAY」にて、『スイッチガール!!』、『俺物語!!』、『ピンクとハバネロ』、『君に届け』、『ひるなかの流星』とともに本作も胸キュンシーンが描かれたパネルの展示が行われた[7]。2024年4月に作者の河原の単行本が「豆ガシャ本 『河原和音作品コレクション』」として実際に読むことができる豆本化した際には、本作も製作された[8]。
登場人物
声の項はテレビアニメの声優。
- 岩田 朔英(いわた さえ)
- 声 - 藤寺美徳[9]
- 本作の主人公で[2]、ヒロイン[10]。女子高生[1]。愛称は「岩ちゃん」[10]。高身長(167cm→168cm)で丈夫な身体の持ち主[2]。初恋の相手は光輝[2]。
- 神城 光輝(かみしろ こうき)
- 声 - 小野友樹[9]
- 朔英の幼なじみ[2]。人気者でイケメン[2]。身長183.2cm。子どものころはか弱く、朔英に助けられてばかりいた[2]。朔英には優しい[11]。
- 小野寺 翡翠(おのでら ひすい)
- 声 - 羊宮妃那[12]
- 朔英の友人[12]。愛称は「翠ちゃん」[12]。美少女[12]。恋愛話を好む[12]。
- 鮎川 陽太(あゆかわようた)
- 声 - 坂泰斗[12]
- 朔英と同じクラスの男子[12]。落ち着いた性格の秀才[12]。
- 香川 美織(かがわ みお)
- 声 - 田村睦心[12]
- 朔英の友人[12]。
- 神城 昴(かみしろすばる)
- 声 - 白石晴香[13]
- 光輝の従姉[13]。高校3年生[13]。
- 井沢 優心(いざわ ゆうしん)
- 声 - 逢坂良太[12]
- 朔英と同じクラスで、ムードメーカーのような存在の人物[12]。
制作背景
作品について
作者の河原和音は読者に「「少女マンガっていいよね」と思ってもらえるマンガが描きたい」と考えているが、本作は「初心に返って〈少女マンガ〉と向き合っている」ような作品である[14]。高校生が登場するストーリーであるため、実際の流行も気になるものの、「それよりも、普遍的な人の気持ちを描きたい」と思い、制作されている[14]。
神城光輝が岩田朔英に好意を寄せているような行動が描かれているが、心情については描写がないといった構成である[14]。河原は作者であるため神城について理解しているが、「展開的にそれを長い間描けないのが辛かった」といい、今後は連載ではこのような構成を描きたくないと話している[14]。
制作
河原の作品が単行本化される際、担当編集者と編集プロダクションの人間が念入りに原稿を確認し、不自然な点は指摘を受けている[15]。以前の連載では制服の左前や右前の誤りが多かったことに申し訳なさを感じた河原は、本作では制服を意識して描くようになっている[15]。本作では河原が「もう描き文字かくのやめたほうがいいんじゃないか」と思うほどに描き文字の誤りが多いため、漢字を適当に書かずに調べるようにしているなど、気をつけて制作されている[15]。
単行本第3巻に登場する将棋の場面は、河原が盤面を考案したのではなく、大平武洋から棋譜を受け取り、制作されている[16]。「どういう意図で駒を動かしたのか、ちゃんと理由がある」ため、将棋がわかる読者には「カッコいい」と思うように描かれている[16]。
キャラクターについて
本作の連載前に河原の中では特にテーマはなかったが、担当編集者から「恋の相手は、ハードル高めの男子にしてほしい」と話があった[14]。河原は神城がそうなれているかどうかと思っているが、「そうなるように頑張って描いて」いると話している[14]。河原は「個人的に男子が男子同士でいるときのわちゃわちゃした感じが好き」であるため、神城を描く際にはそれを意識して制作されている[14]。
河原の周囲の女子は「優しいけれど不器用で、自己肯定感があまり高くなく、遠慮がちなタイプが多い」といい、読者には朔英もそういう「身近なお友達みたいに感じてもらえると嬉しい」と話している[14]。朔英の食い意地が張っているところは、河原の姪が「たくさん食べる姿が愛らしかった」ことから着想されている[14]。
評価
2021年12月24日に発売された『anan』(マガジンハウス)No.2280で発表された「第12回ananマンガ大賞」で準大賞に[17]、2023年12月27日発売の同誌No.2379で発表された「第14回ananマンガ大賞」では大賞に選ばれている[1]。
TSUTAYAのIPプロデュースユニット・企画プロデューサーで仕掛け番長の栗俣力也によると、岩田朔英は「よくいる大多数側の人間」であり、「考え方や行動に共感する人は本当に多い」キャラクターである[10]。朔英視点で描かれているが、神城光輝の朔英に対して好意を抱いていそうに見える「素直で余裕のない行動にもドキドキさせられてしまう」という[10]。栗俣は河原の作品は「本当に毎回ドキドキさせられてしまう」が、本作は今までの作品の中でも一番ではないかと述べている[10]。
書誌情報
- 河原和音『太陽よりも眩しい星』集英社〈マーガレットコミックス〉、既刊14巻(2026年5月25日現在)
- 2021年10月25日発売[11][18]、ISBN 978-4-08-844539-7
- 2022年2月25日発売[19]、ISBN 978-4-08-844579-3
- 2022年6月23日発売[20]、ISBN 978-4-08-844612-7
- 2022年10月25日発売[21]、ISBN 978-4-08-844698-1
- 2023年2月24日発売[22]、ISBN 978-4-08-844707-0
- 2023年6月23日発売[23]、ISBN 978-4-08-844750-6
- 2023年10月25日発売[24]、ISBN 978-4-08-844836-7
- 2024年2月22日発売[25]、ISBN 978-4-08-844873-2
- 2024年7月25日発売[26]、ISBN 978-4-08-843028-7
- 2024年11月25日発売[27]、ISBN 978-4-08-843061-4
- 2025年4月24日発売[28]、ISBN 978-4-08-843129-1
- 2025年8月25日発売[29]、ISBN 978-4-08-843169-7
- 2025年12月24日発売[30]、ISBN 978-4-08-843213-7
- 2026年5月25日発売[31]、ISBN 978-4-08-843263-2
テレビアニメ
2025年2月にテレビアニメ化が発表され[32]、第一期は同年10月から12月まで、TBS系列ほかにて放送された[33]。原作者の河原和音によると、アニメでは原作からセリフや表現が足されているが、原作を大切にする思いで製作されている[32]。
2025年10月4日に放送された「オールスター感謝祭'25秋」では、本作のキャストとして藤寺美徳と小野友樹が出演している[34]。
第二期の制作が決定している[35]。
製作
キャスティング
原作者の河原和音によると、それぞれのキャラクターのオーディションのデモを聴いた後、アニメスタッフのおすすめや担当編集者の意見も聞いた後、河原が「この方がいい!!」と考えた声優に依頼している」[36]。神城光輝役には「できれば声の低い人」が指定されていた[37]。
役作り
河原によると、収録現場ではとても細かくディレクションが行われており[38]、「こだわりの現場」で何度も録り直す場面もあったという[39]。
岩田朔英役の藤寺美徳は事務所のサプライズで本作に出演することを知り、「しばらくは実感が湧かなかった」ものの、「自分の持てる全ての力を振り絞って、朔英ちゃんに寄り添いたい」と考えたと話している[40]。本作の収録当時、藤寺は高校生であった[9]。藤寺は等身大を意識し、「繊細な心の揺らぎをどうやって表現しようかなと朔英ちゃんと向き合い」つつ[9]、「あんまり飾らずに演じたい」と考えて演技をしている[36]。藤寺は原作の漫画を読んだ際、朔英のことを「すごい素直ですごい可愛い子」と感じたという[38]。本作はモノローグが多いが、藤寺は難しいと思いつつも「読んだ時にうんうんってこう感じたことを1回自分で収録」し、そこから自分の思いを自覚し、話の前後と合わせて調整して演している[38]。また藤寺は、原作者の河原がインタビューで「モノローグと表情のギャップがある状態」を好んでいると話していたため、そういう部分を朔英の役に反映できたらいいと考え、モノローグを大切にしていると話している[38]。
神城光輝役の小野友樹はオーディションの際、スタッフから「小野さん こういう方向性もいけるんすね」と言われ、小野と小野のマネージャーもそのように感じていたところ、合格となった[41]。朔英役の藤寺は現役高校生であり[41]、小野は実年齢が倍以上の人と一緒となることは今までに経験がなかったと思ったが[37]、現役高校生の空気感や雰囲気に乗るようにしたと話している[42]。小野が役に選ばれたのは「作品としても挑戦的な部分」であったり、小野に「神城を感じてくれた」のだと考え、「できる限り素直」な演技を心がけている[37]。小野は声を「若作りしても気持ち悪いだけ」と考えているため、小野も「等身大」で演じている[42]。
スタッフ
- 原作 - 河原和音[9]
- 監督 - 小林彩[9]
- シリーズ構成・脚本 - 中西やすひろ[9]
- キャラクターデザイン - 曾錦峰[9]
- サブキャラクターデザイン - 村長由紀[33]
- プロップデザイン - 益田賢司[33]
- 美術設定 - 青木智由紀[33]、イノセユキエ[33]
- 美術監督 - 氏家こはく[33]
- 色彩設計 - 横山さよ子[33]
- CGディレクター - 山内郁人[33]
- 撮影監督 - 澤見泰治[33]
- 編集 - 丹彩子[33]
- 音響監督 - 吉田光平[33]
- 音響効果 - 吉澤美寿恵[33]
- 音響制作 - ダックスプロダクション[33]
- 音楽 - 田渕夏海[9]、櫻井美希[9]
- 音楽制作 - 日音[33]
- 劇伴音楽制作プロデューサー - 水田大介
- プロデューサー - 白石容子、中澤展也、長谷川嘉範、塩谷尚史、大貫一雄、鹿志村絵美
- チーフアニメーションプロデューサー - 柴宏和[33]
- アニメーションプロデューサー - 伊藤太貴[33]
- アニメーション制作 - スタジオKAI[9]
- 製作 - 「太陽よりも眩しい星」製作委員会
主題歌
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 | ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第一期 | ||||||||||||||||||||||||
| 第一話 | 手を伸ばした日 | 小林彩 |
| 村長由紀 | 2025年 10月2日 | |||||||||||||||||||
| 第二話 | 名前を呼んで | 高林久弥 |
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| 10月9日 | |||||||||||||||||||
| 第三話 | どんなに遠くても | 小林彩 |
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| 迫江沙羅 | 10月16日 | ||||||||||||||||||
| 第四話 | まぶた閉じてもそこに在る | 小林一三 | 安江菜津美 |
| 藤澤俊幸 | 10月23日 | ||||||||||||||||||
| 第五話 | 跳ねて、揺らいで | 矢口円 |
| 村長由紀 | 10月30日 | |||||||||||||||||||
| 第六話 | 知恵と心と、それから勇気 | 山内愛弥 | 高津光一朗 |
|
| 11月6日 | ||||||||||||||||||
| 第七話 | 天気雨 | セトウケンジ | 吉川志我津 |
| 村長由紀 | 11月13日 | ||||||||||||||||||
| 第八話 | 10年間 | 小林彩 | koto |
| 迫江沙羅 | 11月20日 | ||||||||||||||||||
| 第九話 | 誰かの気持ち | セトウケンジ | 鈴木夕陽 |
| 張篠北 | 11月27日 | ||||||||||||||||||
| 第十話 | 噂 | 佐野隆史 | 高津光一朗 |
| 村長由紀 | 12月4日 | ||||||||||||||||||
| 第十一話 | 星座にならない星 | 小林彩 | 小林彩 |
| 迫江沙羅 | 12月11日 | ||||||||||||||||||
| 第十二話 | 太陽よりも眩しい星 | いまむら |
|
| 12月18日 | |||||||||||||||||||
放送局
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年10月3日 | 金曜 0:56(木曜深夜) 更新 | Amazon Prime Video | 見放題配信 |
| 2025年10月10日 | 金曜 1:00(木曜深夜) 以降順次更新 | 見放題配信 | |
| レンタル配信 |
| TBS系列 木曜 23:56 - 金曜 0:26 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
神椿市建設中。
(2025年7月3日 - 9月25日) |
太陽よりも眩しい星(第一期)
(2025年10月2日 - 12月18日) |
エリスの聖杯
(2026年1月8日 - 3月26日) |