姉小路氏城跡

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姉小路氏城跡(あねがこうじししろあと)は岐阜県飛騨市の古川盆地周囲に点在する、同盆地を拠点として活動した姉小路氏が築いた城跡群。2024年2月21日に国の史跡に指定された[1]

古川町高野にあり、姉小路氏の支流である古川氏が拠点とした古川城跡、河合村稲越にあり、姉小路氏の支流である向氏が拠点とした小鷹利城跡、古川町笹ヶ洞にあり、同じく向氏の拠点であった向小島城跡、古川町沼町にあり、姉小路氏の支流である小島氏が拠点とした小島城跡および古川町袈裟丸にある野口城跡の5つの城跡で構成されている。

戦国時代における飛騨国の覇権が姉小路氏、三木氏金森氏と変遷する中で各城は各時代で改修を受けたが、それらの変遷が伺える遺構であると認められている。

古川城
別名蛤城[2]。古川盆地の南側に15世紀後半までに築かれた山城。標高624m。古川氏が拠点とした。石垣を備える[3]
小鷹利城
別名黒内城[2]。古川盆地の西側にある信包村の西端に15世紀後半までに構築された山城。白川郷方面に通じる街道沿いにある。標高787メートル。主郭の東側を除いて切岸が設置されている[3]
向小島城
別名信包城[2]。信包村の東側に16世紀初めから同前半頃設置された山城で、標高646m。3つの曲輪とそれを囲む帯曲輪を有する。盆地の外側にあたる西側に畝状竪堀群が作られている[3]
小島城
古川盆地の北側に15世紀末から16世紀前半頃に建造された山城。標高617m。麓には姉小路氏が飛騨入部の際に設けた岡前館がある。飛騨の乱においては戦場となった。石垣を備える[3]
野口城
別名袈裟丸城[2]。古川盆地の北西端にある越中西街道と数河街道の合流点そばに16世紀初めから同前半頃に設けられた山城。主郭の標高は558m。越中国に至る街道の監視が築城目的の一つと考えられ、北から侵入する敵から古川盆地を守る構造となっている[3]

関連項目

脚注

参考文献

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