姫かたり
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『姫かたり』(ひめかたり)は古典落語の演目。詐欺に騙される医師を描いた内容で、落ちは売り声との地口になっているが、東大落語会編『落語事典 増補』は「売り声を前に説明しておかないとわかりにくくなった」と記し[1]、武藤禎夫も『定本 落語三百題」で「年の市風景が全く変わった今日では、およそ口演する事もなく、野村無名庵の『落語通談』(昭18九)や正岡容の『艶色落語講談鑑賞』(昭27十二)などで内容を知れるのみである」と述べている[2]。
文政7年(1824年)の『屠蘇喜言』(とそきげん)所収「まじめでこわらしいうそ」にほぼ同内容が記されており、武藤禎夫は「優に一編の落語として口演されていたものと思われる」とする[2]。