安倍川もち
静岡県静岡市の銘菓
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静岡の安倍川もち
静岡県でみられる「安倍川もち」は、先述のように、きな粉餅の上から白砂糖をかけたものか餡を絡めたものである[2]。
歴史

道の両側に安倍川餅の店が並ぶ。
江戸時代には安倍川の両岸で売られていたが[3]、安倍川もちの由来については諸説ある[4]。
- 慶長年間に徳川家康が安倍川上流での金山の視察をしたとき、地元の男が餅にきな粉をまぶして献上した[4]。作り方を尋ねると男は「安倍川を流れる金粉をまぶした金粉餅(きんこもち)」と答えたことから、家康はその機知に感銘を受け「安倍川もち」と命名したとする[4]。
- 『駿河記』によれば慶安年間(『駿河志料』によれば慶長年間)に、山伏の弥勒院が勘当を受けて還俗した後に町で餅を売り始めたとする(弥勒町の町名の由来という)[3]。
天明6年(1786年)の高力種信『東街便覧図略』では駿府城下町の西の弥勒町にあった安倍川餅屋(当時は「安倍川五文取」と称された)の有名店「亀屋」が2ページにわたって紹介されている[3]。その記述によると餅は非常に小さく、竹細工の楪子(ちゃつ)と呼ばれる菓子皿に10個ずつのせて提供されたという[3]。
日本遺産
2020年(令和2年)6月19日、「府中宿名物安倍川餅」として、府中宿と共に文化庁の文化財保護制度「日本遺産」のストーリー『日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅~滑稽本と浮世絵が描く東海道旅のガイドブック(道中記)~』の構成文化財の1つに認定された[5]。
