室戸市

From Wikipedia, the free encyclopedia

日本の旗 日本
都道府県 高知県
むろとし ウィキデータを編集
室戸市
室戸半島(室戸岬
室戸市旗 室戸市章
室戸市旗 室戸市章
1959年8月1日制定
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 高知県
市町村コード 39202-2
法人番号 7000020392022 ウィキデータを編集
面積 248.22km2
総人口 9,794[編集]
推計人口、2026年3月1日)
人口密度 39.5人/km2
隣接自治体 安芸郡東洋町奈半利町北川村
市の木 ウバメガシ
市の花 ハマユウ
市の鳥 メジロ
室戸市役所
市長 植田壯一郎
所在地 781-7185
高知県室戸市浮津25番地1
北緯33度17分24秒 東経134度09分07秒 / 北緯33.28994度 東経134.15203度 / 33.28994; 134.15203座標: 北緯33度17分24秒 東経134度09分07秒 / 北緯33.28994度 東経134.15203度 / 33.28994; 134.15203
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

室戸市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

室戸市(むろとし)は、高知県の東南部に位置する

室戸岬の日の入り

太平洋に突き出した室戸半島のほぼ全域を占め、半島の最南端に室戸岬がある。水産業を基幹産業とし、ホエールウォッチング土佐備長炭海洋深層水の生産でも知られる。夏から秋にかけては台風の通過が多く、枕崎市鹿児島県)、串本町和歌山県東牟婁郡潮岬)などと並ぶ台風銀座の一つである。

基幹産業である水産業の衰退などにより過疎化高齢化が進行しており、65歳以上が人口比の50%以上を占める限界自治体の一つ。

2025年8月1日推計で、四国の市として、また北海道以外の市として、初めて人口1万人を割った[1](北海道以外の市の1万人割れは石川県珠洲市と同時)。

地理

室戸岬
室戸市中心部周辺の空中写真。
2017年4月30日撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成
室戸スカイラインから望む室戸市街

室戸半島には室戸半島山地や野根山山地などの山地が分布しており、佐喜浜川、室津川、奈半利川などの下流部には山地に食い込む形で谷底平野等が広がっている[2]

室戸ユネスコ世界ジオパークがあり、室戸市全域にある22のジオサイトで構成されている[3]。室戸岬の突端近くには海食洞の御厨人窟(みくろど)と神明窟(しんめいくつ)があり、「御蔵洞(みくらど)」と総称されることもある[3][4]。「御厨人窟の波音」は日本の音風景100選にも選ばれている[4]

地形

山地

主な山
  • 野根山 (983m)
  • 小坂山 (748m)
  • 大角山 (703m)

河川

主な河川

海岸

今後発生が予見されている南海トラフ巨大地震の際には、市内の海岸に最大12mの津波が到達することが予想されている[5]

主な岬

人口

室戸市と全国の年齢別人口分布(2005年) 室戸市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 室戸市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
室戸市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 27,445人
1975年(昭和50年) 26,660人
1980年(昭和55年) 26,086人
1985年(昭和60年) 25,309人
1990年(平成2年) 23,308人
1995年(平成7年) 21,430人
2000年(平成12年) 19,472人
2005年(平成17年) 17,490人
2010年(平成22年) 15,210人
2015年(平成27年) 13,524人
2020年(令和2年) 11,742人
総務省統計局 国勢調査より

人口動態概要

2025年現在約1万人となっている。人口減少が続いており現在の人口はピーク時の3分の1程度にまで落ち込んでいる。

表1. 国勢調査結果に基づく室戸市(に相当する地域)の人口推移
実施年室戸市人口(人)室戸市増加数(人)室戸市増加率(%)国内増加率(%)
1950年 32,667---
1955年 32,878増加 211増加 0.6増加 7.3
1960年 30,498減少 2,380減少 7.2増加 4.6
1965年 28,746減少 1,752減少 5.7増加 5.2
1970年 27,445減少 1,301減少 4.5増加 5.5
1975年 26,660減少 785減少 2.9増加 7.9
1980年 26,086減少 574減少 2.2増加 4.6
1985年 25,309減少 777減少 3.0増加 3.4
1990年 23,308減少 2,001減少 7.9増加 2.1
1995年 21,430減少 1,878減少 8.1増加 1.6
2000年 19,472減少 1,958減少 9.1増加 1.1
2005年 17,490減少 1,988減少 10.2増加 0.7
2010年 15,210減少 2,280減少 13.0増加 0.2
2015年 13,524減少 1,686減少 11.1減少 0.8
2020年 11,742減少 1,782減少 13.2減少 0.8

隣接している自治体

高知県の旗高知県

気候

室戸岬特別地域気象観測所(室戸市室戸岬町、標高185m)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録 °C°F 20.8
(69.4)
21.1
(70)
22.9
(73.2)
25.8
(78.4)
28.2
(82.8)
30.1
(86.2)
35.0
(95)
34.5
(94.1)
32.9
(91.2)
29.5
(85.1)
26.4
(79.5)
22.0
(71.6)
35.0
(95)
平均最高気温 °C°F 10.6
(51.1)
11.4
(52.5)
14.3
(57.7)
18.2
(64.8)
21.7
(71.1)
23.9
(75)
27.6
(81.7)
29.0
(84.2)
26.5
(79.7)
22.2
(72)
17.7
(63.9)
13.0
(55.4)
19.7
(67.5)
日平均気温 °C°F 7.7
(45.9)
8.2
(46.8)
11.0
(51.8)
15.2
(59.4)
18.8
(65.8)
21.5
(70.7)
25.0
(77)
26.3
(79.3)
24.0
(75.2)
19.8
(67.6)
15.1
(59.2)
10.2
(50.4)
16.9
(62.4)
平均最低気温 °C°F 5.1
(41.2)
5.4
(41.7)
8.1
(46.6)
12.5
(54.5)
16.5
(61.7)
19.6
(67.3)
23.2
(73.8)
24.4
(75.9)
22.0
(71.6)
17.6
(63.7)
12.7
(54.9)
7.7
(45.9)
14.6
(58.3)
最低気温記録 °C°F −5.4
(22.3)
−6.6
(20.1)
−3.5
(25.7)
2.2
(36)
7.1
(44.8)
12.6
(54.7)
16.5
(61.7)
17.9
(64.2)
14.4
(57.9)
6.8
(44.2)
1.8
(35.2)
−2.1
(28.2)
−6.6
(20.1)
降水量 mm (inch) 89.5
(3.524)
113.8
(4.48)
177.4
(6.984)
203.2
(8)
240.6
(9.472)
330.8
(13.024)
267.9
(10.547)
210.2
(8.276)
322.3
(12.689)
251.8
(9.913)
164.3
(6.469)
93.3
(3.673)
2,465
(97.047)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 7.2 8.4 11.5 10.9 11.8 15.3 12.3 12.0 13.2 10.8 8.7 6.7 128.9
% 湿度 61 63 67 71 78 87 89 86 80 72 68 63 74
平均月間日照時間 179.0 172.1 194.7 199.7 196.1 132.3 177.8 227.9 171.2 178.5 169.3 180.4 2,178.9
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1920年-現在)[6][7]

歴史

沿革

  • 1934年(昭和9年)9月20日 - 室戸台風が通過、伊勢湾台風枕崎台風につぐ史上3位の死者・行方不明者3,036人(全国)の惨事となる。暴風雨と波浪により、岬から西側の海岸付近の集落の家々は軒並み倒壊、流出した[8]
  • 1959年(昭和34年)3月1日 - 安芸郡室戸町室戸岬町吉良川町佐喜浜町羽根村が合併して室戸市が発足。
  • 1961年(昭和36年)9月16日 - 第2室戸台風が通過し、室戸岬測候所では日本気象観測史上2位となる最大瞬間風速84.5m/sを記録。
  • 1971年(昭和46年)9月11日 - 集中豪雨により市内の中小河川が氾濫。死者1人、民家の全半壊17戸、浸水625戸[9]
  • 1994年(平成6年)12月4日 - 室戸市議会議員補欠選挙において当選枠1人に対して2人が立候補し、1位当選候補は2851票で2位落選候補は1167票だったが、無効票が4216票(無効投票率は52.20%)となった[10][11]。贈収賄事件で市長と市議が逮捕されて辞職したことに伴って市長選と同時に行われたが、補選候補が同じ地区から出ており、他地区の有権者の関心が薄かったためと分析された[10][12]。なお、市議補選の無効票は3057票は白票で、残りは市議補選候補でない市長選候補の名前を書いたもの等であった[10][11]

政治

行政

  • 市長: 植田壮一郎(2018年12月4日就任、2期目)
    • 2022年11月20日の市長選で元東洋町長の新人を破り再選[13]
  • 議会: 定数12[14]

施設

室戸警察署
室戸郵便局
室戸マリンスタジアム

警察

消防

医療

主な病院
  • 室戸中央病院
  • 室戸病院

郵便局

主な郵便局

運動

図書館

  • 室戸市立市民図書館

経済

産業

  • 主な産業: 水産業

特産品

電力

商業

主な商業施設

姉妹都市・提携都市

海外

姉妹都市

教育

市独自の奨学金制度として「室戸市奨学資金貸与条例」が定められている。なお、奨学金は返還義務がともなう。

高等学校

中学校

  • 室戸市立佐喜浜中学校
  • 室戸市立室戸中学校 - 2010年に室戸岬中学校を、2011年に室戸東中学校を統合した。
  • 室戸市立吉良川中学校
  • 室戸市立羽根中学校

小学校

交通

高知東部交通室戸営業所
国道55号線
室津港

鉄道

市内に鉄道路線は通っていない。『JTB時刻表』には室戸バス停が中心駅として記載されている。

阿佐海岸鉄道阿佐東線で運行されているデュアル・モード・ビークル(DMV)のうち、土休日の1往復のみが室戸市まで乗り入れてくるが、市内ではバスとして道路を走行する。

過去には阿佐線の計画が存在したが、市内の区間は着工されないまま未成線となった。

バス

路線バス
都市間バス(高速バス)

(※昼行便・1日1往復のみ。室戸市役所から約3.5km離れた海の駅とろむ発着)

廃止路線

高知龍馬空港・高知駅方面への直通便は2007年(平成19年)3月をもって、大阪方面への夜行高速バスは2008年(平成20年)5月をもって廃止されている。

道路

国道
道の駅

港湾

漁港
  • 第3種漁港
    • 室戸岬漁港
  • 第2種漁港
    • 椎名漁港
    • 三津漁港
  • 第1種漁港
    • 高岡漁港
    • 行当漁港(ぎょうどぎょこう)
避難港
  • 室津港
海の駅
  • 海の駅とろむ(2021年3月末閉店)

名所・旧跡・観光スポット

最御崎寺
室戸岬灯台

名所・旧跡

主な寺院
主な神社

観光スポット

集落活動センター

文化

祭事・催事

出身・関連著名人

室戸岬の中岡慎太郎像
ゆかりのある人物

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI