浅野財閥は長い間、経営難に苦しんだので、財閥本社の浅野同族会社は資本金を超える損失を抱えた。この損失を計上し続けると自己破産になるので、子会社の株価を操作してごまかしてきたが、利益の隠蔽として税務署に課税されてしまった。ところがその税金を支払う余裕がないために、浅野同族会社は解散して、資本金45万円で浅野興業を設立して、臨時の財閥本社とすることにした。だが、資本金が小さすぎるので、資本金350万円の室蘭埋築を買収合併して、資本金を増やすことになった。かくして、1939年(昭和14年)に室蘭埋築は合併消滅した[4]。