原作は吉川英治の同名小説。監督は加藤泰。製作・配給は松竹。宮本武蔵には、時代劇俳優として人気を博した高橋英樹、佐々木小次郎には、五社協定による映画界追放の後にカムバックした田宮二郎が起用された。
本編は「第一部・関が原より一条下り松」と「第二部・柳生の里より巌流島」で構成されており、関ヶ原の戦い直後から巌流島の戦いまでが描かれている。巌流島の戦いでは雨の中の演出がなされ、加藤特有のローアングルによる撮影が施されている。
お杉を演じた任田順好は1975年のテレビドラマ『宮本武蔵』においても同役を演じている。