高野弘正
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人物・エピソード
演劇が好きであちこちの劇場を見て回り、これが昂じて劇団を作って主演した。
小説『大菩薩峠』を著した中里介山は、澤田正二郎が舞台でこれを演じる際に、主人公机竜之助の「秘剣音無しの構え」を高野に考案してもらった。高野の構えに惚れ込んだ中里は、この作品が1935年(昭和10年)に映画『大菩薩峠』として制作される際に、日活に「高野を机竜之助役に」とねじ込んで譲らなかった。結局、監督の稲垣浩が説得して断念させて、「剣道指導」という形で参加してもらっている。
稲垣によると、「このころ(昭和10年)の若先生(高野)の蛮勇ぶりは、どの学校の暴れん坊も町のやくざも恐れをなした」ほどで、「まことに遠山の金さんをそのままの、怖いもの知らずの若先生だった」と語っている[3]。
映画指導
著書
- 『兵法一刀流』
- 『日本武芸譚』 講談社