寿岳しづ

日本の随筆家 From Wikipedia, the free encyclopedia

寿岳 しづ(じゅがく しづ、1901年明治34年〉10月23日[1][2] - 1981年昭和56年〉6月27日[3])は、日本英文学者随筆家

経歴

大阪市生まれ。旧本名・岩橋 静子梅田高等女学校中退。

日本ライトハウスの創始者で愛育事業を行った岩橋武夫の妹。兄武夫が早稲田大学在学中に失明し関西学院に転じたため、兄の杖がわりとなって一緒に通学、ノートをとるなどして助けた。 1923年に英文学者・寿岳文章と結婚[3][4]。1927年に小説『朝』を発表した後、1933年に居を京都府乙訓郡向日町(現・同府向日市)に移した[5]。1937年、ウィリアム・ハドソンの『はるかな国・とほい昔』を翻訳するなど、文筆活動に活躍。

文章とともに和紙の研究を行い、1943年に共著『紙漉村旅日記』を私家版で刊行。戦後は平和・女性運動に携わり、市川房枝の婦人運動に参加、京都の「憲法を守る婦人の会」代表幹事、「明るい民主府政を進める婦人の会」代表委員を務めた。国語学者社会運動家寿岳章子は長女[6]天文学者寿岳潤は長男。

1981年6月27日午前8時50分、老衰と急性肺炎のため京都市京都府立医科大学附属病院で死去[7]79歳没

著作

  • 『朝』(岩波書店) 1927
  • 『歳月を美しく』(靖文社) 1947
  • 『荒野に歌ふ』(西村書店) 1948

文章との共著

  • 『向日版だより』(私家版) 1943
  • 『紙漉村旅日記』(私家版) 1943、のち講談社文芸文庫
    • 『紙漉村旅日記』(明治書房) 1944
  • 『樫と菩提樹』(白凰社) 1966
  • 「寿岳文章・しづ著作集」全6巻 (春秋社) 1970
    1. 『朝・歳月を美しく』
    2. 『ある夫婦の記録』
    3. 『よき人を語る』
    4. 『美しきもの』
    5. 『紙漉村旅日記 他』
    6. 『書物の共和国』

翻訳

脚注

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