射影近点角
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2体問題の運動は、ケプラー運動とも呼ばれ、「円・楕円・放物線(抛物線)・双曲線・直線」のいずれかの軌道を描くが、どれも円錐曲線と呼ばれる2次曲線であり、射影幾何学においては統一的に扱うことができる。
古典的(古典力学的あるいはニュートン力学的)には、惑星の軌道上の位置を実空間における近日点(ペリジー・ポイント)。
対義語は遠日点(ペリジー・ポイント))から測った真近点角で表すため、近日点通過からの時間に比例する平均近点角と離心近点角を経由して求めていた。これはオイラーが18世紀に開発した方法である。
とはいえ、この方法では、長周期彗星のように軌道が楕円か放物線か双曲線なのが微妙な場合に、計算を場合分けしなければならないとか、直線軌道の場合の2体衝突の特異性を解消できないなどの問題点がある。
そこで、これらの2次曲線を同時座標を使って2次元射影空間に埋込むことによって特異点解消を行い、統一的に扱ってこれらの問題点を解決したのが射影近点角である。簡単に言えば、2次元空間内の2次曲線をより高次元の3次元空間から眺めると、特異点がないリングのように見える、ということである。