小川和夫
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東京市浅草区(現・東京都台東区)生まれ。水戸高等学校文科乙類を経て、1935年に東京帝国大学文学部英文科を卒業。
翌1936年に当時社団法人だったNHKにアナウンサーとして入局。戦前のNHKは軍の宣伝機関であったこともあり、今日のような分業制はとられておらず、報道記者も兼ねていた。戦後の改革で報道専業となり、外信部(現在の国際部)に配属。1961年ロンドン支局長、1962年ヨーロッパ総局長、1965年報道局長、1967年解説委員室主幹。
記者勤務の傍ら、イギリス・ロマン派の文学を研究、翻訳を行った。NHKを定年退職後の1968年成蹊大学教授、1976年東洋大学教授、1980年定年で東洋大学を退職した。
著書
- 近代英文學と知性 自我の發展 研究社出版, 1952
- アメリカ文学における新批評 ランサム、ブルックス、ベン・ウォーレンなど 早川書房, 1954
- ロンドン暮色 イギリス紀行 研究社出版, 1956。英米文学語学選書
- ニュー・クリティシズム その歴史と本質 弘文堂, 1959。現代芸術論叢書
- 英詩 鑑賞と分析 研究社出版, 1968
- ニュー・クリティシズム 本質と限界 南雲堂, 1968
- レスター・スクウェアの緑蔭 ロンドン・エッセイ集 研究社出版, 1971
- イギリス浪漫詩の詩法 研究社出版, 1975
- キーツのオード 鑑賞と分析 大修館書店, 1980
- 明治文学と近代自我 比較文学的考察 南雲堂, 1982
- わがエドガア・ポオ 荒竹出版, 1983
- 英詩饗宴 詩の味わい方 南雲堂, 1984