小笠原道雄

From Wikipedia, the free encyclopedia

生誕 (1936-02-12) 1936年2月12日(89歳)
日本の旗 日本北海道
国籍 日本の旗 日本
出身校 広島大学
研究分野 教育哲学
小笠原 道雄
人物情報
生誕 (1936-02-12) 1936年2月12日(89歳)
日本の旗 日本北海道
国籍 日本の旗 日本
出身校 広島大学
学問
研究分野 教育哲学
研究機関 上智大学
北海道学芸大学
広島大学
広島文化学園短期大学
主な受賞歴 瑞宝中綬章
テンプレートを表示

小笠原 道雄(おがさわら みちお、1936年2月12日[1] - )は、日本教育学者。専門はドイツ教育哲学広島大学名誉教授[2]広島文化学園短期大学学長[3]広島県教育委員会委員長[4]も務めた。著作について複数の盗用が指摘され[5]、2014年以降に出版した著書のうち4冊が絶版処分となっている(後述)。

経歴

著作権侵害による複数著書の絶版処分

以下のように、著書の絶版処分が複数発生している。

  • 2022年8月に勁草書房から出版された小笠原の著書『ヴィルヘルム・ディルタイの教育学: 生成・展開・現代的展望』(ISBN 978-4-326-25161-2)は、「著作権法第32条の引用条件を逸脱し、著作権侵害にあたる[7]として、2024年3月に絶版回収処分となった[7]。同書については2023年に学術誌に掲載された書評で、複数の章が参照元文献の「ほぼ翻訳と言ってよい[8]内容であり、「どこまでが参照された論文の内容なのか、どこからが著者自身による記述なのかが判然としない[8]と指摘されていた[8]
  • 2024年5月に東信堂から出版された著書『テオドール・リット研究』(ISBN 978-4-7989-1888-4)についても、「引用表記や表現に不適切な箇所[9]が複数のページに存在するとの理由で、2024年10月に絶版回収処分となった[9]。小笠原の著書を詳しく調査した論文[10]によれば、本書にはニコーリン(Friedhelm Nicolin)という研究者の論文2編からの丸写しの翻訳箇所が存在し、かつ引用元書誌情報や引用範囲が明示されておらず、これは剽窃(盗用)に該当する[11]。別の研究者(Wolfgang Klafki)の著書からの剽窃[12]や小笠原自身の別書籍からの自己剽窃(文章の使い回し)[13]も存在する。

編著書

  • 『現代ドイツ教育学説史研究序説』(福村出版、1974年)
  • 『教育哲学』(福村出版、1991年)
  • 『フレーベルとその時代』(玉川大学出版部、1994年)
  • 『精神科学的教育学の研究』(玉川大学出版部、1999年)
  • 『フレーベル』〈人と思想 164〉(清水書院、2000年、ISBN 4389411640
  • 『近代教育思想の展開』(福村出版、2000年)
  • 『近代教育の再構築』(福村出版、2000年)
  • 『原典資料の解読によるフリードリヒ・フレーベルの研究』(福村出版、2021年、ISBN 978-4-571-11046-7) - 絶版回収処分上述
  • 『ヴィルヘルム・ディルタイの教育学: 生成・展開・現代的展望』(勁草書房、2022年、ISBN 978-4-326-25161-2) - 絶版回収処分上述
  • 『テオドール・リット:人と作品』(東信堂、2023年、ISBN 978-4-7989-1819-8
  • 『テオドール・リット研究』(東信堂、2024年、ISBN 978-4-7989-1888-4) - 絶版回収処分上述

他多数

参考文献

小笠原の著書での盗用上述)について詳しく調査した紀要論文

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI