尾頭トンネル竣工を記念して建立された渡辺美智雄の胸像。塩原側出入口から東に1km、ヘアピンカーブの脇に設置されている。
上三依側坑口(2019年撮影)
1880年代後半、栃木県令であった三島通庸の企画により、那須野が原から塩原を経て会津方面を結ぶ街道の建設が始まったものが発端であり、それ以後の建設により三依山の部分を残して道路は完成していた。残る三依山の部分については、1960年代には当時この付近で牧場を経営していた河野一郎が、1980年代には地元の政治家である渡辺美智雄がそれぞれトンネル建設を推し進めた結果、1988年10月に尾頭トンネルが竣工したことでこの街道は全通した。三島による街道建設の立案は、100年かけて「国道400号」という形で完成したことになる。