山中カメラ
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山中 カメラ | |
|---|---|
| 生誕 |
山中 篤 1978年 日本・山口県田布施町 |
| 国籍 | 日本 |
| 教育 | 山口芸術短期大学専攻科 |
| 著名な実績 | パフォーマンスアート、現代音頭、写真 |
| 代表作 | 「別府最適音頭」「神山スダチ音頭」「横浜市歌で盆踊り」ほか |
| 受賞 | GEISAI 6 銀賞(2004年) |
| 公式サイト |
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山中 カメラ(やまなか カメラ、本名・山中 篤(やまなか あつし)、1978年 - )は、日本のアーティスト、パフォーマンス・アーティスト、写真家、現代音頭作曲家。山口県出身で、写真や映像と音楽を組み合わせたパフォーマンスや、各地に滞在して地域の風土や歴史を題材とした「現代音頭」を制作し、盆踊りイベントを企画・演出する活動で知られる[1][2][3]。
年譜
山口県田布施町生まれ[1]。山口芸術短期大学専攻科を修了後、カメラを用いたパフォーマンスを特徴とする「特殊写真家」として活動を始め[1]、写真・映像・歌を融合させた表現を「カメラショー」として展開した[2]。
- 2004年、村上隆が主催する現代美術の祭典「GEISAI 6」で銀賞を受賞して注目され、各地から招聘されるようになった[1]。
- 2005年10月、淀川テクニックが催した「裏多摩川ピクニック」に参加し[4]、「若手お笑い芸人のコントを思わせる不思議なライブ」をおこなう[5]。
- 2006年、茨城県取手市の芸術祭に招かれ、オンドマルトノを用いたパフォーマンスをおこない「取手マルトノ音頭」を制作[1]。以降は現代音頭作曲家として各地に滞在して制作にあたり、独自の盆踊りイベントを開催するようになる[2]。
- 2007年、撮影行為自体をパフォーマンス作品とした「一人合唱」で、デジタルアートフェスティバル東京に出演した[2]。
- 2009年、大分県別府市の芸術祭「別府現代芸術フェスティバル2009温泉混浴世界」に参加し、「別府最適音頭」を制作した[6][7][8]。また、9月から11月にかけて徳島県神山町に滞在し[2]、「神山スダチ音頭」を制作した[9]。
- 2010年、神奈川県横浜市に移り、「横浜市歌で盆踊り」の制作に取り組んだ[10][11]。
- 2011年、滋賀県大津市のびわ湖ホールのワークショップで振付家の北村成美と共同で「びわこ平和音頭」を制作した[12]。
- 2012年、「神山スダチ音頭」が環境省などが主催する「eco japan cup 2011」のエコアート部門グランプリを受賞した[13]。
- 2013年11月から12月にかけて、愛媛県松山市に滞在して「道後湯玉音頭」を制作した[14]。
- 2014年には、五味文子、幸田千依、水川千春とともに芸術集団「風林火山商店街」として、山梨県甲府市の「こうふのまちの芸術祭2014」において、民謡「縁故節」の新作を制作した[15][16]。また、大分県国東市で「くにさき時の音頭」を制作した[1]。
- 2016年8月31日、福岡市美術館が改修のために一時休館に入る際の休館イベントにおいて、「福岡市美術館音頭2016」を披露した[17][18]。この他にも、福島市や大韓民国の安養市などで「現代音頭」の制作を重ねている[1]。
人物・作風
写真や映像を駆使したパフォーマンスでキャリアをスタートし、アートと音楽のジャンルを越境する創作活動を全国各地で展開してきた[19][20]。近年は現代音頭作曲家として、日本各地や海外に滞在し、地域の風土や歴史、暮らしの魅力を取材しながら、作詞・作曲・編曲・振付・演奏・美術・会場演出までを一貫して手がける盆踊り(「現代音頭」)を制作している[3][20][21]。
新型コロナウイルス感染症の流行下には、VRプラットフォーム上に仮想のボンダンス会場を構築した「〈コロナのない世界〉=〈あの世〉で踊るボンダンス大会」や、郵便で送られた紙人形のアバターを用いた「WITHOUT-CORONA-ONDO アバター紙人形 大ボンダンス大会2021」などを企画し、盆踊りの「会えない人と逢う」という側面を強調した作品を発表している[22][23][20]。