山田喜紹
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エイズウイルスに感染するな
1931年(昭和6年)、長野県松本市生まれ。 1950年(昭和25年)、長野県松本県ヶ丘高等学校卒業[1]。 1953年(昭和28年)、信州大学文理学部自然科学学科卒[2]。 信州大学医学部大学院細菌学教室を経て、信州大学医療技術短期大学部教授。医学博士。信州大学医療技術短期大学部名誉教授[3]。
エイズ研究の傍ら、地域のエイズ感染予防を訴え、講演活動を行っていた。
2025年9月27日、肺炎のため松本市里山辺で死去[4]。死没日付をもって従四位に叙され、瑞宝小綬章を追贈された[5]。
2006年(平成18年)、世界エイズデーの報告ではHIV感染者、エイズ患者の感染拡大が指摘され世界で約380万人に上ると推定される。日本でも報告数は増加の一途をたどり、2004年度には年間1000人を超えた[7]。感染爆発への懸念がささやかれる中、長野県も例外ではいられない[8]。山田はそうした状況下にあって「日本はHIV感染者・エイズ患者が増加し、一般人の知識が希薄であることを憂慮し」、これまで学校、企業、警察署等多くの団体で講演を行っている。
山田は『エイズウイルスに感染するな』という寄稿文の中で、AIDS患者とHIV感染者の違いを分かりやすく解説している[9]。
「[...前略...]免疫力が極度に低下したため死亡に到ったのが原因で「後天性免疫不全症候群」(Acquired Immune Deficiency Syndrome)という病名がつけられ、この英文の頭文字をとったのが「AIDS」エイズです。
1983年には原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス又はエイズウイルス)が分離されました。
このHIVは精液や血液中などに生きて存在するため、性交や輸血などによって感染し、
毎日100億のHIVを産生します。これらのHIVは感染者が産生したHIV免疫抗体により無毒化されます。その間8〜10年はほとんど症状がありません。
しかしHIVの増加で免疫細胞が減少してゆき免疫力が低下、結果健康人には感染しないような病原体に侵されてエイズが発現して来ます。
[...中略...]1996年第11回エイズ国際会議(バンクーバー)で発表された多剤併用療法(HAART)を投与することでエイズへの進行を阻止することが可能となったのです。
しかし残念ながら現在の療法ではHIVを完全に排除も、死滅させることもできません。
所属学会
- 日本エイズ学会
- 日本性感染症学会