山鹿線
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山鹿線(やまがせん)は、ジェイアール九州バス(山鹿支店)が運行していた路線バスである。福岡県山門郡瀬高町(現・みやま市)の瀬高駅から熊本県山鹿市を経て、熊本県菊池郡大津町の肥後大津駅までを結んでいた。
営業所、車庫は山鹿市(山鹿温泉駅)に所在していた。瀬高駅前にも留置施設があったが、現在は堀川バスが使用している。
熊本県内で現存する唯一のJRバス路線であったが、2006年2月28日に撤退した。
撤退後、産交バス(全線)と熊本電鉄バス(山鹿~大津間)に引き継ぎがれたが、熊本電鉄はのちに撤退したほか一部区間は廃止された(詳細は後述)。
運行系統
山鹿温泉駅(自動車駅)を境に系統は異なっており、瀬高と肥後大津を通し運行するバスは存在しなかった。
- 瀬高~山鹿温泉間
- 山鹿温泉~肥後大津駅(日置経由)
- 山鹿温泉~肥後大津駅(鹿本高校前経由)
このほか、区間便があった。
- 区間系統
- 瀬高駅~下北関(平日のみ運行)
- 南関~山鹿温泉駅
- 山鹿温泉駅~鹿本高校前~商工学校正門前~商工学校裏~農高前~日置~山鹿温泉駅(平日朝のみ運行)
- 山鹿温泉駅~日置~農高裏~商工学校裏~農高前~商工学校正門前~鹿本高校前~山鹿温泉駅(平日夕のみ運行)
- 山鹿温泉駅~鹿本高校前~伊坂(平日のみ運行)
- 伊坂~肥後大津駅(土曜日のみ運行)
車両
- 国鉄バス時代後期
- 狭隘路線が存在することから、ワンマン化に際し、1970年代後期以降中型車三菱MK115Hが積極的に導入された。1985年の時点では、担当する山鹿自動車営業所の配置車両は全てこの型式で統一されていた[1]。
- ジェイアール九州バス撤退時点
- この時点でも、型式は新しいものに置き換えられていたものの路線車は全て三菱製の中型車だった。トップドア車と前中ドア車が半分ずつ在籍していた。路線撤退に伴い、前中ドア車は他支店への転属と熊本電鉄への移籍(登録番号はそのまま)が行われたが、トップドア車は廃車された。
称号 メーカー ボディ 扉仕様 廃止後移籍先
334-2901 三菱 新呉羽 前中扉 - 直方支店 - 福岡中部支店 - 廃車
334-2902 三菱 新呉羽 前中扉 - 熊本電気鉄道
334-2903 三菱 新呉羽 前中扉 - 熊本電気鉄道
334-2944 三菱 新呉羽 トップドア - 廃車
334-2947 三菱 新呉羽 トップドア - 廃車
334-2948 三菱 新呉羽 トップドア - 廃車
334-2949 三菱 新呉羽 トップドア - 廃車
434-1902 三菱 新呉羽 前中扉 - 鹿児島支店 - 福岡中部支店 - 廃車
自動車駅
廃止・転換後の運行体制
運行系統


基本的にジェイアール九州バス時代の運行系統を継承したが、既存の産交バス・熊本電鉄のバス停と重複している箇所は統合が行われている。また、区間便は全廃され、南関付近及び梶屋橋付近、菊池付近、丙森付近の経路がジェイアール九州バス時代とは異なっている。ジェイアール九州バス時代は本線系統であった山鹿市内の日置経由便は全廃されている。
また、福岡県内区間についてはみやま市の補助金打ち切りにより、2009年10月1日に瀬高駅 - 南関上町間が廃止された。廃止区間のうち、みやま市内区間となる瀬高駅 - 真弓橋間はみやま市福祉バスが継承したが、これは利用対象を高齢者・障害者等に限定した無料のバスであった[3]。福祉バスは2018年3月1日より有料コミュニティバス「くすっぴー号」へ移行したことにより誰でも利用できるようになった[4]。また、2011年10月1日に熊本電鉄は撤退し、現在は産交バスが南関ターミナル - 山鹿バスの駅 - 肥後大津駅間で運行を続けている。
産交バスにおいては、くまモンのIC CARD・SUNQパス(北部九州版・南部九州版・全九州版)・わくわく1dayパス(熊本県内版のみ)・クレジットカード等によるタッチ決済は全線で使用出来る。
- 南関~山鹿間
- 山鹿~肥後大津間(大津線)
- 瀬高〜真弓橋間(みやま市コミュニティバス「くすっぴー号」 山川瀬高線)
- (市立図書館) - 瀬高駅 - 道の駅みやま(一部通過) - みやま・柳川インター - 市役所山川支所 - 山川げんきかん - 真弓橋 - (真弓公民館)
- 真弓橋 - 南関の県境区間は路線が廃止されたままである。
車両
産交バス
山鹿営業所(全線)と大津営業所(山鹿~大津)の中型車が基本的に使用され、中にはマイクロバス(日野・リエッセ)も使用されている。
熊本電鉄バス(撤退)
方向幕LED化された中型車が運用されていた。既存の中型車の他、前述のジェイアール九州バスの移籍車、ノンステップバスの新車が使用された。
