島原鉄道トラ700形客車
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島原鉄道トラ700形客車(しまばらてつどうトラ700がたきゃくしゃ)は、かつて島原鉄道が使用していたトロッコ列車用の客車である。
| 島原鉄道トラ700形客車 | |
|---|---|
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深江駅に停車しているトラ700形 (2002年8月2日) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 島原鉄道[1] |
| 種車 | 国鉄トラ70000形貨車[2] |
| 改造所 | 西鉄テクノサービス |
| 運用開始 | 1997年4月1日[3] |
| 引退 | 2008年3月30日[4] |
| 廃車 | 2008年10月31日(平成筑豊鉄道に譲渡)[5] |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,067 mm[2] mm |
| 自重 | 13.6 t[6] |
| 車両定員 | 48人[6] |
| 全長 | 9,456[2] mm |
| 車体長 | 8,656[2] mm |
| 全幅 | 2,605[2] mm |
| 車体幅 | 2,505[2] mm |
| 全高 | 3,840[2] mm |
| 車体高 | 3,840[2] mm |
| 床面高さ | 1,250 mm[2] |
| 台車 | 2段リンク式[7] |
| 固定軸距 | 5,000 mm[7] |
| 制動装置 | 自動空気ブレーキ[6] |
廃車後は平成筑豊鉄道に譲渡されてトラ70000形として使用されており、本項では譲渡後の形態についても記述する。
概要
車体
元が無蓋車のため車体は新製されており、高さ825mmの壁と転落防止用の保護棒、業務用の扉が設置された[2]。車体外部は黄色に塗装され、天草四郎、多比良ガネ、フグ、コイ、島原城などのイラストが描かれた[2]。
車内には4人掛け・幅260mmのテーブル付ボックスシート10組と2人掛け席4組が点対照に配置され、天井には扇風機3台が取り付けられている[2]。放送用のマイクとスピーカーにより、牽引用の気動車との間で相互に放送を行うこともできた[2]。また妻部には貫通路があり、編成内で行き来ができた[2]。
乗客が偏って乗車しても軸重のバランスが崩れないよう、約3 tの死重が積まれた[2]。気動車2両に挟まれて運転されるため、気動車と同等のジャンパ連結器、元空気溜引き通しが追設された[2]。
- トラ70942・73938→トラ701・702
運用
島原鉄道線全線でトロッコ列車「島鉄ハッピートレイン号」として運用された。気動車(当初はキハ20 2002・2017、2001年からはキハ20 2011とキハ2500形[9])2両に挟まれる形で運転され、牽引するキハ20形の車体外部塗装がトロッコ列車用として変更されていた[3][9]。
しかし、同列車は2008年3月31日に島原外港駅 - 加津佐駅間が廃止されるのにあわせて運転が取りやめられ退役[4]。当時門司港レトロ観光線の運行を計画していた平成筑豊鉄道が購入を申し出た為、同年10月31日付で2両とも同社に譲渡された[5]。
- キハ2500形に牽引されるトラ700形
(2002年8月2日) - キハ20形が牽引する「島鉄ハッピートレイン」
(2002年8月2日)