川口市立神根中学校
埼玉県川口市にある中学校
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川口市立神根中学校(かわぐちしりつ かみねちゅうがっこう)は、埼玉県川口市石神にある公立中学校。
| 川口市立神根中学校 | |
|---|---|
北緯35度51分20秒 東経139度44分25秒 | |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 | 川口市(川口市教育委員会) |
| 校訓 | 主体的に学び合い 心豊かで たくましい生徒 |
| 創立記念日 | 1979年4月1日 |
| 共学・別学 | 共学 |
| 学期 | 3学期制 |
| 学校コード | C111220300181 |
| 中学校コード | 110046 |
| 校地面積 | 約21,000m2 |
| 校舎面積 | 約7,000m2 |
| 所在地 |
〒333-0823 埼玉県川口市石神1515-1 |
| 外部リンク | 公式サイト |
概要
学校経営方針
学校教育目標(目指す生徒像)
主体的に学び合い 心豊かで たくましい生徒
学校が目指す理念として、「自他共に認め合い学び合う夢と笑顔と潤いのある学校」を掲げている。これは「言葉を大切に、心を形に、行動を前向きに」という指針のもと、以下の実践を目指している。
- 多様性の尊重と人権感覚の育成を基盤とし、互いに認め合い高め合う学習環境の構築。
- 生徒の自尊感情と自己有用感を育み、夢を語れる学校。
- 地域からの信頼を重視し、歌声と笑顔、そして潤い(精神的な豊かさ)のある安全・安心な環境の実現。
また、学校の理念を実践するための目指す教師像として、「生徒一人一人を大切にするあたたかな教師」を定義し、使命感、共感力、指導力、向上心、人間性、組織力といった多角的な能力を重視している。特に「チーム神根中」のもと、個と和を尊重する組織的な指導体制の確立を目指す。
制服
制服(通学服)は、指定の業者にて取り扱いが行われている。
- ネクタイ:マゼンダ(赤紫)を基調としたクレスト・ストライプタイを採用している。この色は、学校周辺の自然に実る木の実をイメージしたものであり、「ゆたかに実れ、我らの神根中」という校歌のフレーズに通じる、生徒の成長と豊かな人生への願いが込められている。
- 通学かばん:通称「黒バッグ」と呼ばれる指定かばんを使用する。
- 体育着:半そで体育着、ハーフパンツ、ジャージ上下が指定されており、全てに名前の刺繍を入れる。
制服および通学かばんは、川口学生洋品協働組合事務所やスクールベン日の出屋などの取次ぎ業者を通じて購入する。体育着の取次ぎ業者は山愛スポーツである。
通学区域
部活動
2022年度(令和4年度)の第2学期(3年生の引退後)より部活動任意加入制を導入している。これは、川口市内の全中学校が2023年度(令和5年度)に導入した任意加入制に先行するものである。
運動部
- 野球部
- サッカー部
- ハンドボール部(男・女)
- 陸上部
- 水泳部
- 剣道部
- バスケットボール部(男・女)
- 卓球部(男・女)
- バレー部(女)
文化部
- 吹奏楽部
- 美術部
- 家庭科部
- 科学技術部
校歌
校歌は、作詞を清水正吾、作曲を土肥泰が担当している。
全3番からなり、歌詞には「むさしの」や「秩父嶺」といった地理的要素、また「けやきの大樹」といった地域の文化や歴史を示唆する表現が含まれている。各番では「やりぬく心と きたえる力」「あふれる文化」「きわめる科学」など、生徒の心身の成長、学問、そして未来への飛躍を願うメッセージが込められている。
卒業生
保護者との連絡体制
川口市では、災害時における緊急連絡および安否確認の迅速化を図るため、市内全学校でメール配信システムを導入しており、同校もこれを活用している。
このメールシステムは、緊急時の連絡(災害時、不審者情報、感染症対応など)のほか、悪天候による登下校時刻の変更や学校行事の変更など、日常的な連絡手段としても使用されている。保護者に対しては、家庭との連絡体制整備のため、本システムの登録が推奨されている。登録手順および学校IDは、年度当初に学校から配布される「登録手順書」に記載されている。
いじめ防止への取り組み
川口市が1995年(平成7年)に「川口市いじめ問題対策協議会」を設置したこと、および2012年(平成24年)・2013年(平成25年)にそれぞれ行った「川口いじめ根絶宣言」の趣旨に則り、本校ではいじめ防止対策推進法第13条に基づき「川口市立神根中学校 いじめの防止等のための基本的な方針」(神根中学校いじめ防止基本方針)を策定している。本方針は、2017年(平成29年)4月1日に施行された「川口市いじめを防止するためのまちづくり推進条例」および埼玉県の方針改定に伴い、必要な改定が加えられている。
基本理念と定義
いじめを「しない」「させない」「見逃さない」という認識を全生徒に持たせることを基本理念とし、学校・家庭・地域社会・関係機関が連携して一体的な対策を推進している。
本方針における「いじめ」の定義は、生徒等に対して一定の人的関係にある他の生徒等が行う心理的・物理的な影響を与える行為(インターネット等を用いるものを含む)であり、対象となった生徒が心身の苦痛を感じているものと定めている。また、けんかやふざけ合いであっても、背景にある事情の調査を行い、生徒が感じる被害性に着目して該当性を判断する。
校内体制と施策
特定の教職員に問題を抱え込ませず、組織的に「未然防止」「早期発見」「早期対応」を行うための体制が構築されている。
- いじめ対応教員
- 学校におけるいじめ防止等の責任体制を確立するため、年度当初に校長から「いじめ対応教員」が任命される。いじめ対応教員は、情報共有に必要な措置の実施、相談・助言のための会合の開催、いじめ対策委員会の招集、事実関係の調査、関係機関や「川口市いじめから子どもを守る委員会」との連携などの権限と役割を持つ。
- いじめ対策委員会(学校いじめ対策組織)
- 法第22条に基づく常設の中核組織。管理職、主幹教諭、いじめ対応教員、教務主任、生徒指導主任、学年主任、養護教諭、学校医等で構成され、事案に応じて学級担任や部活動顧問も柔軟に参加する。学校の企画立案や検証(PDCAサイクルの実行)を担うほか、必要に応じて埼玉県が設置する「いじめ・非行防止支援チーム」の参加も検討される。
- 早期発見・未然防止の取組
- 「彩の国生徒指導ハンドブック」のチェックポイントを活用した教職員による日常の観察のほか、定期的な個人面談、年間複数回のいじめアンケート調査を実施している。また、11月の「埼玉県いじめ撲滅強調月間」に合わせた生徒主体の取り組みや、他者と調和的に生きる社会的能力を育てる「ライフスキルかわぐち」の導入、保護者同士のネットワークづくりによる情報交換などの啓発活動を行っている。
- 特別な配慮を要する生徒への対応
- 東日本大震災による被災生徒や原子力発電所事故による避難生徒を含め、環境の変化による不安や心身への影響がある生徒に対しては、適切な心のケアを行い、細心の注意を払って未然防止・早期発見に努めることとしている。
いじめの解消定義
本校の規定において、いじめが「解消している」状態と判断するには、単なる安易な謝罪で終わらせず、少なくとも次の2つの要件を満たす必要がある。
- いじめに係る行為が止んでいること:被害生徒に対する心理的・物理的な影響を与える行為が止んでおり、少なくとも3か月を目安とする相当の期間継続していること。
- 被害生徒が心身の苦痛を感じていること:行為が止んでいると判断する時点において、被害生徒本人が心身の苦痛を感じていないと認められること(本人および保護者への面談等により確認)。
重大事態への対処
いじめにより生徒の生命、心身、財産に重大な被害が生じた疑いがある場合(自殺企図、重大な傷害・金品被害・精神疾患の発症など)、または年間30日を目安とする相当期間の不登校・欠席を余儀なくされている疑いがある場合は、いじめ防止対策推進法第28条に基づく「重大事態」として対処する。
生徒や保護者から重大事態の申し立てがあった場合は、学校側の予断(「いじめはなかった」などの軽々な判断)を排除して速やかに教育委員会を通じて市長へ報告される。その後、いじめ対策委員会を母体として第三者の参加(公平性・中立性の確保)を図った調査組織を設け、質問票の使用など適切な方法で事実関係の解明を行う。調査結果やアンケート内容はプライバシーに配慮した上で被害生徒および保護者へ適切に提供され、教育委員会を通じて市長へ報告される。市長は必要に応じて附属機関である「川口市いじめ問題再調査委員会」による再調査を行い、その結果を市議会へ報告するとともに再発防止措置を講じる。
交通アクセス
同校への主な交通アクセスは以下の通りである。
- 鉄道
- 埼玉高速鉄道(SR)
- 新井宿駅より、徒歩約20分。
- 戸塚安行駅より、徒歩約20分。
- バス
- 国際興業バス
- JR武蔵野線東浦和駅または埼玉高速鉄道新井宿駅より乗車し、「石神下」停留所下車、徒歩約2分。
- 県道103号上の「新町東」停留所より、徒歩約5分。
- 自動車
- 首都高速川口線
- 下り線:新井宿インターチェンジ (IC) 出口より、車で約3分。
- 上り線:安行インターチェンジ (IC) 出口より、車で約15分。
沿革
- 1979年(昭和54年)
- 4月1日 - 川口市立神根中学校設立許可。川口市立北中学校を一部分離して川口市立神根中学校として新設発足。
- 4月9日 - 新2年生126名3学級がプレハブの仮校舎で開校式および始業式を実施。
- 4月10日 - 新入生149名4学級と新2年生で第1回入学式を挙行。
- 5月28日 - 生徒会発足。
- 6月6日 - 校旗、校章を制定。校章は生徒が考案したデザインを採用。
- 6月15日 - 校歌が作詞される。
- 8月29日 - 新校舎へ移転。
- 9月10日 - プレハブ旧校舎を解体撤去。
- 9月23日 - 第1回運動会開催。
- 10月2日 - PTA創立。
- 10月30日 - 校舎竣工記念式典を挙行し、開校記念日を制定。
- 1980年(昭和55年)
- 2月14日 - 玄関(昇降口)前ロータリー竣工。
- 7月19日 - 校庭北西隅に25mプールが竣工。
- 8月16日 - 自転車置き場増設工事完了。
- 9月 - 校庭に4基の散水栓を設置。
- 10月30日 - 第1回開校記念日(校舎竣工式典を記念)。
- 1981年(昭和56年)12月23日 - 校庭北東隅にバックネットが竣工。
- 1982年(昭和57年)
- 9月29日 - 管理棟着工。
- 12月5日 - 校長室、第1・第2会議室が完成。
- 1983年(昭和58年)11月19日 - 特別教室・管理棟竣工、記念式典を挙行。
- 1984年(昭和59年)3月25日 - 剣道場竣工、グラウンド拡張、マラソンコース完成。
- 1986年(昭和61年)10月15日 - バスケットコート舗装工事完了。
- 1987年(昭和62年)
- 6月30日 - 正面玄関を全面改装。
- 9月4日 - 校庭整備工事、夜間照明灯設置工事が完成。
- 1988年(昭和63年)10月29日 - 創立10周年記念式典を挙行。「希望」の像設置、ケヤキ植樹、ロータリー整備工事が完成。
- 1989年(平成元年)3月16日 - 駐輪場増設。
- 1990年(平成2年)12月4日 - 南側花壇造成。
- 1991年(平成3年)
- 5月25日 - 県学校環境緑化コンクール優良校表彰。
- 9月12日 - グランド散水設備設置。
- 11月26日 - 教室棟前・給食室前花壇造成。
- 1992年(平成4年)
- 1月25日 - 安全教育優良学校表彰。
- 4月28日 - 市教委「快適な環境づくり指定校」に指定。
- 10月19日 - コンピューター機器設備完成。
- 1993年(平成5年)6月7日 - 校舎東側「憩いのベンチ」が完成。
- 1994年(平成6年)
- 6月 - 校庭東側フェンス設置。
- 9月 - 教室棟地盤沈下補修工事完成。
- 1995年(平成7年)10月6日 - 武道場「健武館」竣工記念式典を挙行。プール側に駐輪場を増設。
- 1996年(平成8年)
- 1月31日 - 教室棟東側花壇造成。
- 2月14日 - 市教委委嘱社会科・保健体育科研究中間発表。
- 5月31日 - 多目的ホール改修工事完成。
- 8月30日 - 教室棟生徒用下駄箱を新製。
- 1997年(平成9年)
- 8月25日 - 教室棟外壁塗装工事完成。
- 11月22日 - 市教委委嘱社会科・保健体育科研究本発表。
- 1998年(平成10年)
- 8月26日 - 教室棟廊下階段室壁塗装工事完成。
- 10月31日 - 創立20周年記念式典を挙行。生徒用玄関に太陽電池大時計を設置。
- 1999年(平成11年)
- 1月11日 - さわやか相談室改修工事完了。
- 6月15日 - プール改修工事(底部漏水対策)完了。
- 8月12日 - 変電設備取替え工事完了。
- 8月31日 - コンピューター室改修工事(機種入れ替え)完了。
- 2000年(平成12年)
- 3月31日 - 校庭北側防球ネット設置工事完了、プール改修工事(プールサイド・フェンス・配管)完了。
- 8月31日 - 管理棟外壁塗装工事完了。
- 2001年(平成13年)
- 8月31日 - 屋外コート改修工事完了。
- 11月15日 - 川口市教育委員会委嘱研究発表(英語科)。
- 2002年(平成14年)8月31日 - 教室棟トイレ改修工事完了。
- 2004年(平成16年)
- 8月31日 - 自転車置き場増設工事完了。
- 10月10日 - 第59回「彩の国まごころ国体」開会式に参加。
- 2005年(平成17年)8月27日 - 体育館改修工事。
- 2007年(平成19年)4月 - 市教委H19-20年「情報教育」委嘱。
- 2008年(平成20年)
- 8月31日 - 保健室空調機取り替え工事。
- 10月25日 - 開校三十周年記念式典を挙行。
- 12月22日 - 焼却炉撤去。
- 2009年(平成21年)
- 3月31日 - スプリンクラー設置工事完了。
- 4月 - 新標準服(新型制服・ジャージ)の使用を開始、校旗を新調。
- 2010年(平成22年)
- 4月28日 - 市教委小中一貫教育。
- 12月 - 体育館前に下駄箱増設、図書室床改修。
- 12月19日 - 普通教室に扇風機を設置。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 卒業式予行終了直後に東日本大震災が発生。昇降口階段破損、屋外バスケットボールコートの亀裂、プールの水が溢れるなどの被害が出るも、負傷者は発生せず校庭待機ののち下校。
- 3月15日 - 31期生卒業に伴い、旧型制服を全廃。
- 8月 - 屋外バスケットボールコートの修理完了。
- 2012年(平成24年)
- 1月6日 - 音楽室空調設置工事完了。
- 8月31日 - 教室棟耐震工事完了。
- 11月25日 - 防災倉庫設置。
- 2013年(平成25年)4月12日 - 自転車マナーアップ推進校に指定。
- 2014年(平成26年)8月 - コンピュータ新規入替。
- 2015年(平成27年)
- 4月30日 - 市教育委員会委嘱(協調学習に関する研究)指定(平成27・28年度)。
- 7月 - 市教育委員会委嘱(学校ファーム推進校)指定(平成27年度)。
- 8月31日 - 教室及び特別教室エアコン設置工事完了。
- 2016年(平成28年)
- 8月9日 - 正門・生徒通用門改修工事(塗装など)完了。
- 10月30日 - 市教育委員会委嘱本発表(協調学習に関する研究、平成27・28年度)。
- 2018年(平成30年)11月19日 - 開校四十周年記念講演会を開催。生徒用玄関の太陽電池大時計を付替。
- 2025年(令和7年)
- 2月28日 - 佐藤学(教育学者)率いる第12回学びの共同体国際会議が、当校と川口市立北中学校で開催。
- 12月16日 - 「夢と豊かな心をはぐくむ講演会」を開催。講師として元プロ野球選手(埼玉西武ライオンズ)の髙橋朋己が来校。
