川崎河岸駅

かつて神奈川県川崎市幸区にあった日本国有鉄道の貨物駅 From Wikipedia, the free encyclopedia

川崎河岸駅(かわさきがしえき)は、かつて神奈川県川崎市幸区にあった日本国有鉄道貨物駅である。矢向駅を起点とする1.7kmの南武線の貨物支線の終点であった[1]

所在地 神奈川県川崎市幸区
北緯35度32分20秒 東経139度41分46秒
所属路線 南武線(貨物支線)
キロ程 1.7 km(矢向起点)
概要 川崎河岸駅, 所在地 ...
川崎河岸駅
かわさきがし
Kawasakigashi
矢向 (1.7km)
所在地 神奈川県川崎市幸区
北緯35度32分20秒 東経139度41分46秒
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 南武線(貨物支線)
キロ程 1.7 km(矢向起点)
電報略号 カキ
駅構造 地上駅
開業年月日 1927年(昭和2年)3月9日
廃止年月日 1972年(昭和47年)5月25日
備考 貨物駅
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歴史

1927年3月9日南武鉄道が開通するに当たり、川崎市に設置された2つのターミナルの一方がこの駅である。即ち、川崎駅が旅客ターミナル、川崎河岸駅が貨物ターミナルである。川崎河岸駅は多摩川の畔にあり、鉄道と水運の結束点となっていた。本来はこのようにターミナルを分けず、貨物駅も川崎駅に隣接していた方が便利だったはずだが、南武鉄道は川崎駅から多摩川に至る土地を確保出来なかった[2]

当駅では主に砂利を取り扱っていた。この砂利は多摩川上流域の河床から採掘された物で、鉄道で輸送され、ここでに移し替えられ、東京湾岸の需要者へと運び出された。そのため川崎河岸駅には船溜が設置され、漏斗を使って砂利を艀に落とせるようになっていた[3]。しかし他業者がより上流で盛んに採掘した結果、上流からの砂利の供給が不十分となって、1934年には当局による砂利採掘制限が始まり、上流の青梅電気鉄道沿線での採掘に中心が移って行き、南武鉄道としての砂利採取事業の重要性は低下していった[4]

この他、東京製綱川崎工場が近くにあり、東京製綱もこの駅を使用していた。また、第二次世界大戦中には軍需もあった[3]

1969年の東京製綱川崎工場閉鎖と、東京湾岸地域の鉄道・道路網整備による需要減少により1972年5月25日に廃止された[1][5]。一部の史料では駅廃止を1970年としていることから、駅自体は既に休止状態であった可能性がある[5]

現状

さいわい緑道

現在、駅と貨物支線の敷地は1976年の整備以来、さいわい緑道となっている[5]

脚注

参考文献

外部リンク

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