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工工四

三線の記譜法 From Wikipedia, the free encyclopedia

工工四(くんくんしー)は、三線の記譜法である。文字譜(タブラチュア譜)の一種。

沖縄民謡 てんさぐぬ花の工工四

概要

弦の弾き方、押さえる指の位置を記したギターのTAB譜のようなものであり、絶対的な音を表したものではない。

18世紀の琉球古典音楽の演奏家であった屋嘉比朝寄が、当時の中国で使われていた工尺譜、唐伝日本十三弦箏譜、潮州の二四譜、 明清楽譜という記譜法を参考に、足りないものを補って考案した。工工四では、三線の弦を指先で押さえるそれぞれの位置(勘所)が、それぞれ「合」「乙」「老」などの漢字一文字で示され、あわせて片仮名で歌詞が付記されている。この工工四を用いて、それまで長年にわたって口承で伝えられてきた琉球古典音楽の数々が、屋嘉比朝寄により初めて楽譜の形で残されることとなった。彼の手になる『屋嘉比工工四』には、合計117曲の工工四が収録されている。

沖縄三線

沖縄の三線で使われる工工四は以下の通り。読みは地域や流派によって多少の揺れがあり、例えばシタロウはゲロウとも呼ばれるほか、シチをシィチとなまって表記する場合などもある[1]。現代の音楽などでは表に示した勘所に加えて半音に当たる勘所が用いられる場合もあり、その場合は♯・♭や○などの補助記号を添えた譜字が用いられる。

さらに見る 開放弦, 人差し指 ...
三線の勘所の音階と読み
(ドレミは、四で調弦した本調子の場合)
開放弦人差し指中指小指
男弦 合(アイ)乙(オツ)老(ロウ)下老(シタロウ、ゲロウ)
ドレミファ
中弦 四(シ)上(ジョウ)中(チュウ)尺(シャク)尺♯(シャクシャープ)下尺(シタシャク、ゲシャク)
ファソラシ♭シド
女弦 工(コウ)五(ゴ)六(ロク)七(シチ)八(ハチ)九(キュウ)
ドレミファソラ
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さらに見る 才(サイ), 凡(ボン) ...
声楽部のみに出てくる名前(合より下の音)
才(サイ)凡(ボン)勺(シャク)
ソラシ
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脚注

参考文献

関連文献

関連項目

外部リンク

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