幸せハッピー

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ジャンル 単発ドラマ
脚本 青木豪
HTBスペシャルドラマ
幸せハッピー
ジャンル 単発ドラマ
企画 嬉野雅道
脚本 青木豪
演出 藤村忠寿
出演者 渡辺えり
大谷亮介
吉本菜穂子
占部房子
遠藤隆太
菊地梨希
酒井敏也
志賀廣太郎
根岸季衣
音楽 本間昭光
エンディング 斉藤和義幸せハッピー
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
時代設定 2011年
製作
制作統括 明田晋弥
プロデューサー 嬉野雅道
撮影地 北海道札幌市室蘭市
編集 藤村忠寿
放送
放送チャンネル北海道テレビ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2012年12月15日
放送時間15:30 - 17:11
放送枠HTBスペシャルドラマ
放送分101分
回数1
公式ウェブサイト
番組年表
前作ミエルヒ
次作別に普通の恋
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幸せハッピー』(しあわせハッピー)は、2012年に放映された日本のテレビドラマ北海道札幌市室蘭市を舞台に[1]、夫婦2人で製麺所を営む女性を軸として、家族のムードメーカーである夫を亡くした妻が娘と共に、不安や孤独と向き合いつつ、それぞれの幸せを模索する姿、家族を巡る様々な思いを描いた単発ドラマである[2][3]北海道テレビ放送で製作され、2012年12月15日に放映された。主演は渡辺えり[4]

勝又花子はパートの酒田と共に、札幌で小さな製麺所を営んでいる。娘の琴絵は離婚して、孫の幸を連れて実家に帰ってきている。ある日、花子は興味本位から、商店街で占い師のもとで占ってもらうと、「大切なものをなくすかもしれない」と言われる[5]

琴絵は後日、建具屋の山岸典文との子を妊娠していること、彼との再婚を望んでいることを告白する。花子の夫の信一は、典文が高卒と聞いて不満に思うものの、後輩で僧侶の千倉稔の講話を聴いた末に、「琴絵は他人なんだ」と結婚に同意する。花子はその言葉の意味がわからないものの、娘の再婚話を喜ぶ[6]

しかし以前から体調不良を訴えていた信一は、琴絵たちの結婚式を目前にして急死する。花子は信一の携帯から、信一が生前に「瞳」という女性とやり取りしていたと知り、もしや愛人かと訝しむ。さらに四十九日の法要の当日、読経するはずだった稔が消息を絶つ[6]

花子は稔を追って室蘭へ渡り、稔と瞳に出逢う。瞳は稔の交際相手であり、東日本大震災を機に東京から転居してきた布教家・日下部清志の娘である。日下部は震災によって日本の未来に絶望しており、瞳を連れて国外へ出ようと考えている。そして瞳はそんな父を疑問視し、自由になりたいと望んでいる[6]

花子は自分たち家族と瞳たち家族を照らし合わせ、ようやく生前の信一が言っていた「琴絵は他人」との言葉の意味を理解する。子供は自分たちの所有物ではない、子供は自分で考えて行動する権利がある。親である自分たちに幸せなどいらない、子供たちが幸せになるために努力し、子供たちが幸せになればそれで良いと。花子は幸や瞳たちと共に、幸せを作っていくために生き続ける[6]

キャスト

スタッフ

製作

HTBによる自社制作ドラマ・HTBスペシャルドラマの前作『ミエルヒ』と同様に、『水曜どうでしょう』の製作スタッフである嬉野雅道が企画、藤村忠寿が演出を担当した[4][10]

本来は2011年2月にドラマの構想が固まっていたものの、その直後に発生した東日本大震災の影響で状況が一変した[3]。脚本を手がけた青木豪もこの震災で大きな衝撃を受けており、「幸せとはこういうもの」との提示が困難となったために、一時は制作を断念しかけた[2]。しかしその後、生き残った人々が再び幸せと出逢う姿を描写することを望んで、脚本を書き上げたという[2]。主演の渡辺えりも「ハッピーエンドではなく、ハッピーエンドを作っていくことを描くドラマ」と語っている[2]

こうした経緯で脚本は、東京から札幌に避難してきた親子の登場など、震災後の人々の複雑な思いを物語に反映させるよう、内容が大幅に変更されて[1][3]、最終的には震災翌年の2012年4月に完成した[8]。そのために、HTBスペシャルドラマは1996年から毎年制作されていたものの、本作は『ミエルヒ』から3年ぶりの放映となった[2]

主人公が営む製麺所の撮影は、札幌市にある実在の製麺所、渡辺製麺株式会社で行われた[8]。奇しくも主演の渡辺えりと同姓である[11]。嬉野雅道によれば、北海道内各地を回って舞台候補地を捜していたところ、都心の近隣でありながらも昔の風情を残したこの地の雰囲気に惹かれている内に、製麺所が目に入り、この土地に根差した一家という舞台が生まれたという[8]。渡辺製麺は1930年創業の老舗であり、製麺所側は工場の古さから断ったものの、嬉野の熱意に押される形で、最終的に撮影を承諾することとなった[8]

野外での撮影のために、主人公たちが室蘭のチキウ岬を観光に訪れる場面では、朝からの濃霧で景色がほとんど見えないというハプニングにも見舞われた。他の番組であれば撮影中止か延期になるところを、プロデューサーの嬉野雅道がその場で脚本家の青木豪に連絡、即座に青木が脚本の変更案を提案することで、撮影完了にこぎつけた[9]

主題歌は忌野清志郎作詞、細野晴臣作曲による楽曲「幸せハッピー」を斉藤和義がカバーしており、脚本を担当した青木豪は執筆中、この曲に支えられながら書き進めたという[3]。翌2013年3月には、斉藤和義の楽曲『ワンモアタイム』のカップリングとしてCDリリースされた[12]

作品の評価

脚注

外部リンク

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