幸福なラザロ
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| 幸福なラザロ | |
|---|---|
| Lazzaro felice | |
| 監督 | アリーチェ・ロルヴァケル |
| 脚本 | アリーチェ・ロルヴァケル |
| 製作 | カルロ・クレスト=ディナ |
| 製作総指揮 | マーティン・スコセッシ |
| 出演者 |
アドリアーノ・タルディオーロ アルバ・ロルヴァケル ニコレッタ・ブラスキ トンマーゾ・ラーニョセルジ・ロペス ナタリーノ・バラッソ |
| 音楽 |
ピエロ・クルチッティ カロル・モサコウスキ |
| 撮影 | エレーヌ・ルヴァール |
| 編集 | ネリー・ケティエ |
| 製作会社 |
テンペスタ RAIチネマ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 127分 |
| 製作国 |
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| 言語 | イタリア語 |
| 製作費 | €5,200,000[1] |
| 興行収入 |
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『幸福なラザロ』(こうふくなラザロ、Lazzaro felice)は、2018年のイタリアのドラマ映画。監督はアリーチェ・ロルヴァケル、出演はアドリアーノ・タルディオーロとアルバ・ロルヴァケルなど。無垢なる魂を持った青年ラザロが現代にもたらす奇跡を寓話風に描いた作品で[3]、1980年代にイタリアで実際にあった詐欺事件をモチーフにしている[4]。
第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した[5]ほか、第90回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で外国語映画トップ5に選出された[6]。
外界から隔絶したイタリアの村。村人たちは、小作人の所有がすでに違法であることも知らず、侯爵夫人のタバコ農園で労働させられていた。 純朴な青年ラザロは、ある日村へやって来た侯爵夫人の息子タンクレディと親しくなる。母親に反発するタンクレディは、ラザロに狂言誘拐の協力をさせるが、村に外部の人間を呼び込む騒動に発展し、侯爵夫人の悪行も明るみとなる。長年騙されていた村人たちは保護され、村を去る。一方ラザロは、隠れ家にいるタンクレディのもとへ向かう途中、警察のヘリコプターに気を取られて崖から転落。崖下で気を失ったラザロが目覚めた時には何年もの月日が経っており、村は無人となっていた。ラザロは村をあとにし、これまで行ったことのない都会へ向かう。たどり着いた都会で、元村人の女性アントニアと再会する。 アントニアは全く年を取っていないラザロに驚き、村があの後どうなったかを彼に伝える。アントニアはかつての村人たちと共に、詐欺などで金銭を稼ぎながら貧しく暮らしていた。ラザロは侯爵夫人の犯罪についても教えられるが、それでもタンクレディを探そうとする。そして元村人たちと都会で生活を続けていたある日、偶然タンクレディとも再会を果たす。彼が銀行に家の財産を奪われたと聞かされたラザロは銀行へ赴き、タンクレディに財産を返してほしいと頼む。当初ラザロを銀行強盗と勘違いし恐れていた人々は、ラザロが銃を持っていないことに気付くと、彼を殴り殺した。
キャスト
- ラザロ: アドリアーノ・タルディオーロ
- アントニア: アルバ・ロルヴァケル
- 若い頃: アニェーゼ・グラツィアーニ
- タンクレディ: トンマーゾ・ラーニョ
- 若い頃: ルカ・チコヴァーニ
- ウルティモ: セルジ・ロペス
- ニコラ: ナタリーノ・バラッソ
- アルフォンシーナ・デ・ルーナ侯爵夫人: ニコレッタ・ブラスキ
- テレーザ: エリザベッタ・ロケッティ