2018年の映画
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世界
- 1月7日 - 第75回ゴールデングローブ賞授賞式が行われ、ドラマ部門で『スリー・ビルボード』が、ミュージカル・コメディ部門で『レディ・バード』が作品賞を受賞した[1]。
- 1月21日 - 第24回全米映画俳優組合賞の結果が発表され、『スリー・ビルボード』がキャスト賞を受賞した。
- 2月15日 - 25日 - 第68回ベルリン国際映画祭が開催され、ルーマニア、ドイツ、チェコ、ブルガリア、フランス合作映画の『タッチ・ミー・ノット』が金熊賞を受賞した[2]。
- 2月18日 - 第71回英国アカデミー賞の結果が発表され、『スリー・ビルボード』が作品賞を受賞した[3]。
- 3月3日 - 第38回ゴールデンラズベリー賞の結果が発表された。
- 3月4日 - 第90回アカデミー賞の結果が発表され、『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞を受賞した[4]。
- 4月19日 - 4月19日 - 第40回モスクワ国際映画祭が開催され、ガレッジセールのゴリが照屋年之名義で監督した『洗骨』がアウト・オブ・コンペティション部門に公式招待された。
- 5月8日 - 5月19日 - 第71回カンヌ国際映画祭が開催され、日本映画の『万引き家族』(是枝裕和監督)がパルム・ドールを、アメリカ映画の『ブラック・クランズマン』がグランプリを受賞した。日本人監督としては、『地獄門』の衣笠貞之助、『影武者』の黒澤明、『楢山節考』、『うなぎ』の今村昌平に続き、史上4人目、21年ぶりの受賞となった[5]。
- 6月18日 - MTVムービー・アワード2018がサンタモニカのバーカーハンガーにて開催され、『ブラックパンサー』が作品賞を受賞した[6]。
- 8月23日 - 9月3日 - 第42回モントリオール世界映画祭が開催された。
- 8月29日 - 9月8日 - 第75回ヴェネツィア国際映画祭が開催され、アメリカ映画の『ROMA/ローマ』が金獅子賞を受賞した[7]。
- 9月18日 - 第70回プライムタイム・エミー賞の授賞式がロサンゼルスのマイクロソフト・シアターにて開催され、『ゲーム・オブ・スローンズ』が作品賞を受賞した[8]。
日本

- 2月4日 - TOHOシネマズ日劇が閉館。これにより日本劇場から始まった当劇場の舞台公演、映画公開は84年2ヶ月の歴史に幕を閉じた[9]。
- 2月8日 - 第60回ブルーリボン賞の授賞式が東京・イイノホールで行われ、作品賞は『あゝ、荒野』が受賞した[10]。
- 2月12日 - 第91回キネマ旬報ベスト・テンの授賞式が文京シビックホール大ホールで行われ、日本映画作品賞は『夜空はいつでも最高密度の青色だ』、外国映画作品賞は『わたしは、ダニエル・ブレイク』がそれぞれ受賞した[11]。
- 2月25日
- 第72回毎日映画コンクールの表彰式がミューザ川崎シンフォニーホールで行われ、日本映画大賞は『花筐/HANAGATAMI』、日本映画優秀賞は『あゝ、荒野』、外国映画ベストワン賞は『わたしは、ダニエル・ブレイク』がそれぞれ受賞した[12]。
- 第27回東京スポーツ映画大賞授賞式が東京都内で行われ、『アウトレイジ 最終章』が最多受賞。同作に出演し、21日に死去した大杉漣(66歳没)も助演男優賞を受賞した[13][14]。
- 3月2日 - 第41回日本アカデミー賞の授賞式が東京都内で行われ、『三度目の殺人』(是枝裕和監督)が最優秀作品賞、最優秀監督賞など6冠を獲得[15]。
- 3月14日 - 映画監督・俳優でお笑いタレントの北野武(ビートたけし)が、1988年に自ら設立した所属事務所・オフィス北野を月末いっぱいで退社、独立することがわかった[16]。
- 3月15日 - 3月19日 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018が開催された。
- 3月15日 - 俳優の梅宮辰夫が、この日14時頃、同日夜に行われる自身の生誕80年・芸能生活60年を祝う会の開催準備中の東京プリンスホテル入口で転倒し、顔面を強打、額を30針縫う怪我を負ったほか、右頬や鼻にも裂傷を負った。なお「祝う会」は予定通りに開催された[17]。
- 3月16日 - アイドルグループV6のメンバー森田剛と、女優の宮沢りえが結婚したことを、双方の所属事務所を通じて発表[18]。
- 3月22日 - 日比谷シャンテ前の合歓の広場が日比谷ゴジラスクエアとして整備され、シンボルとなる高さ3m(台座0.5m含む)の「シン・ゴジラ」のゴジラ像(ゴジラの全身立体像としては過去最大)の除幕式が行われ、沢口靖子、浜辺美波が出席した[19][20]。
- 3月29日 - TOHOシネマズ日比谷が入居する東京ミッドタウン日比谷が開業。1995年に合歓の広場に設置されたゴジラ像は同劇場内に移設された。
- 4月13日 - 劇場版『名探偵コナン』の第22作・『名探偵コナン ゼロの執行人』(立川譲監督作品)が公開。昨年12月に原作者の青山剛昌が編集部の意図と自身体調不良により少年サンデーの連載が長期休載となる事態となった[21]。そんな最中、青山はいつものように映画製作にも参加。その後、連載も第20号から再開し映画も無事に完成し公開に至った[22][23]。
- 9月8日 - 9月22日 - 第40回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が開催された。
- 10月3日 - 歌手の松任谷由実らが第66回菊池寛賞を受賞[24]
- 10月25日 - 11月3日 - 第31回東京国際映画祭(TIFF)が開催され、『アマンダ』が「東京サクラグランプリ」を受賞した[25]。
周年
- 創立95周年
全世界興行収入ランキング
| 順位 | 題名 | 配給 | 興行収入[注 1] |
|---|---|---|---|
| 1 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | ディズニー | 20億4840万ドル |
| 2 | ブラックパンサー | ディズニー | 13億4690万ドル |
| 3 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 | ユニバーサル・ピクチャーズ | 13億0950万ドル |
| 4 | インクレディブル・ファミリー | ディズニー | 12億4280万ドル |
| 5 | アクアマン | ワーナー・ブラザース | 11億4710万ドル |
| 6 | ボヘミアン・ラプソディ | 20世紀フォックス | 8億9640万ドル |
| 7 | ヴェノム | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント | 8億5500万ドル |
| 8 | ミッション:インポッシブル/フォールアウト | パラマウント映画 | 7億9110万ドル |
| 9 | デッドプール2 | 20世紀フォックス | 7億8500万ドル |
| 10 | ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 | ワーナー・ブラザース | 6億5370万ドル |
- 出典:“2018 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2019年4月3日閲覧。
各国ランキング
北米興行収入ランキング
| 順位 | 題名 | 配給 | 興行収入[注 1] |
|---|---|---|---|
| 1 | ブラックパンサー | ディズニー | 7億0000万ドル |
| 2 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | ディズニー | 6億7880万ドル |
| 3 | インクレディブル・ファミリー | ディズニー | 6億0860万ドル |
| 4 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 | ユニバーサル・ピクチャーズ | 4億1770万ドル |
| 5 | アクアマン | ワーナー・ブラザース | 3億3500万ドル |
| 6 | デッドプール2 | 20世紀フォックス | 3億1850万ドル |
| 7 | グリンチ | ユニバーサル・ピクチャーズ | 2億7600万ドル |
| 8 | ミッション:インポッシブル/フォールアウト | パラマウント映画 | 2億2020万ドル |
| 9 | アントマン&ワスプ | ディズニー | 2億1660万ドル |
| 10 | ボヘミアン・ラプソディ | ディズニー | 2億1376万ドル |
- 出典:“2018 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2019年4月3日閲覧。
日本興行収入ランキング
→「2018年日本週末興行成績1位の映画の一覧」も参照
2018年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
| 順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 興行収入 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ボヘミアン・ラプソディ | 20世紀フォックス | 131.0億円 | |
| 2 | 劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- | 東宝 | 93.0億円 | |
| 3 | 名探偵コナン ゼロの執行人 | 東宝 | 91.8億円 | |
| 4 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 | 東宝東和 | 80.7億円 | |
| 5 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ | ディズニー | 75.1億円 | |
| 6 | 映画ドラえもん のび太の宝島 | 東宝 | 53.7億円 | |
| 7 | グレイテスト・ショーマン | 20世紀フォックス | 52.2億円 | |
| 8 | リメンバー・ミー | ディズニー | 50.0億円 | |
| 9 | インクレディブル・ファミリー | ディズニー | 49.0億円 | |
| 10 | ミッション:インポッシブル/フォールアウト | 東和ピクチャーズ | 47.2億円 |
- 出典:2018年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
日本公開作品
→詳細は「2018年の日本公開映画」を参照
日本の映画興行
| 配給会社 | 本数 | 年間興行収入 | 前年対比 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 松竹 | 23 | 109億1069万円 | 69.7% | 興行収入10億円を突破したのは、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(28.2億円)、『空飛ぶタイヤ』(17億3800万円)、『人魚の眠る家』(10.0億円)の3作品。山田洋次監督の『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(9.5億円)は大台まであと一歩。『8年越しの花嫁』の後、病気関連の『旅猫リポート』(5.3億円)と『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(6.2億円)は不発。『曇天に笑う』(2億5800万円)は大きく期待を裏切り、『虹色デイズ』は5億4500万円止まりだった。 |
| 東宝 | 33 | 605億3664万円 | 97.6% | 年間興行収入500億円オーバーを15年連続、600億円オーバーを7年連続達成。興行収入10億円以上が16番組(共同配給を含むと17番組)、そのうち20億円以上が次の8番組。『劇場版 コード・ブルー』(93.0億円)、『名探偵コナン ゼロの執行人』(91.8億円)、『ドラえもん のび太の宝島』(53.7億円)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(32.1億円)、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(30.9億円)、『検察側の罪人』(29.6億円)、『未来のミライ』(28.8億円)、『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』(20.4億円)。邦画興行収入ベストテンのうち7作品が東宝。しかし、数年前まではなかった10億円を割る作品が16本と半数を占めた。キネマ旬報は、配給本数の多さと増えた自社幹事作品の宣伝展開を理由に挙げている。 |
| 東映 | 20 | 123億3485万円 | 113.2% | 興行収入10億円を突破したのは、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL』(12.9億円)、吉永小百合主演『北の桜守』(12.8億円)、『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』(11.5億円)、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』ほか(10.2億円)の4番組。10億の壁は破れなかったが、『孤狼の血』(7.9億円)と『終わった人』(5.7億円)はそれぞれ映画賞を受賞し、作品の質を証明した。キネマ旬報によれば、アニメ『プリキュア』・『ドラゴンボール』と特撮『仮面ライダー』・『戦隊シリーズ』が東映の核となっている。 |
| KADOKAWA | 33 | 27億2025万円 | 54.1% | 前年と比較して興行収入は半減しているが、総製作費150億円の超大作『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(17.0億円)が共同配給の東宝に計上され含まれていない。『空海』分を KADOKAWA の興行収入に加算すれば前年並みとなる。日本側の出資は、ほぼ KADOKAWA のみだった『空海』は日中両国の興行で成功した。配給33本中、洋画が16本。大型作品の邦画『ビブリア古書堂の事件手帖』(2.1億円)と洋画『ゲティ家の身代金』(1.6億円)が期待外れの結果に終わった。アニメ『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』(5.5億円)はヒット。 |