『弟子規』という題は、『論語』学而篇の「弟子入りては則ち孝、出でては則ち弟、謹しみて信あり、汎く衆を愛して仁に親しみ、行ないて余力あれば則ち以て文を学ぶ」に由来する。本文の内容もこの『論語』の言葉の各句を敷衍したものとなっており、「総叙」や「入則孝」「出則弟」「謹」「信」「汎愛衆」「親仁」「余力学文」の7つに分かれている。
全文は1080字で、『三字経』と同様に3字1句の韻文(偶数句末押韻)になっている。『三字経』が歴史や経典の名前などのさまざまな一般常識を含んでいるのに対して、『弟子規』は一貫して儒教道徳的な教えを内容としている。