弥次ヶ湯古墳
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 弥次ヶ湯古墳 | |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県指宿市十二町97-1他 |
| 位置 | 北緯31度14分48.4秒 東経130度38分13.4秒 / 北緯31.246778度 東経130.637056度 |
| 形状 | 円墳 |
| 規模 | 径17.5m |
| 埋葬施設 | 不明 |
| 出土品 | 成川式土器(甕、鉢、壺、高坏、坩、ミニチュア土器) |
| 築造時期 | 5世紀後半~6世紀前半 |
| 被葬者 | 不明 |
| 史跡 |
指宿市指定史跡 2004年(平成16年)3月15日 |
| 特記事項 | 古墳分布圏最南端の古墳 |
| 地図 | |
弥次ヶ湯古墳(やじがゆこふん)は、鹿児島県指宿市十二町に所在する古墳時代中期後半~後期前半の古墳。指宿市指定史跡。現在確認されている範囲で、日本列島古墳文化圏の最南端に位置する古墳とされる。
調査
遺跡の周辺は、周知の埋蔵文化財包蔵地「敷領遺跡」として知られており、1996年(平成8年)に市営住宅建設に伴い指宿市教育委員会により発掘調査が行なわれ、奈良~平安時代の建物遺構等が発見されていた。
1998年(平成10年)に、北隣にもう1棟団地を建設する計画が起こり、発掘調査が行なわれた。当初古墳の存在は想定されていなかったが、地表面から約30cmで「青コラ(7世紀第4四半期に降下した開聞岳の火山灰)」の2次堆積層に覆われた周溝と墳丘が発見された。調査区西端では墳丘の約1/2が顔を出しており、残り半分は道路下に隠れ発掘できなかったが、地下レーダー探査により円墳であることが判明した。周溝からは成川式土器を主体とする土器片(甕、鉢、壺、高坏、坩、ミニチュア土器など)約800点が出土した。埋葬施設はすでに削平されたためか検出されなかった[1]。