弦楽四重奏曲第5番 (シューベルト) From Wikipedia, the free encyclopedia ポータル クラシック音楽 弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 D 68 は、フランツ・シューベルトが1813年に作曲した弦楽四重奏曲。 前作である『第4番 ハ長調』(D 46)の完成から1ヵ月後の1813年6月8日に着手し、同年6月16日に第1楽章が書き上げられ、8月18日には第2楽章が完成されている。だが、本作は唯一2つの楽章のみで構成されており、明らかに中間の楽章を欠いた形となっている。これは「シューベルト自身が2つの楽章だけで十分と考えた」「中間の楽章は紛失した」「シューベルトが未完成のまま残した」という説が挙げられているが、そのあたりの正確な事情は不明である。 曲の構成 全2楽章構成、演奏時間は約14分。前作とかなり似通った書法で書かれ、半音階的な書法などが目立っている。しかし、本作は動機の活用、リズムの変化、規模の大きなまとめあげ方といった点で、前作より進歩した面を持っている。また4つの声部のバランスの点も同じである。 第1楽章 アレグロ 変ロ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。 付点音符と3連音を使用した推進的な力を持っている。ここではベートーヴェン的ではあるが、4つの声部の均等さの点ではむしろハイドン的である。 第2楽章 アレグロ 変ロ長調、4分の2拍子、ロンド形式。 シューベルトが好んでいた舞曲風の主題を持っている。 外部リンク 弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 D 68の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト 表話編歴シューベルトの弦楽四重奏曲 第1番 ト短調/変ロ長調 D 18 第2番 ハ長調 D 32 第3番 変ロ長調 D 36 第4番 ハ長調 D 46 第5番 変ロ長調 D 68 第6番 ニ長調 D 74 第7番 ニ長調 D 94 第8番 変ロ長調 D 112 第9番 ト短調 D 173 第10番 変ホ長調 D 87 第11番 ホ長調 D 353 第12番 ハ短調『四重奏断章』 D 703 第13番 イ短調『ロザムンデ』 D 804 第14番 ニ短調『死と乙女』 D 816 第15番 ト長調 D 887 弦楽四重奏曲 典拠管理データベース MusicBrainz作品 Related Articles