愛に渇く -thirst for love-

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脚本 山本俊輔
丹保あずさ
舟崎泉美
山本宗介
製作 『愛に渇く』製作委員会(株式会社ショットガンフィルム/有限会社 丸侑/有限会社 丸与工業/N★YANAGIHARA)
出演者 中倉健太郎
愛に渇く -thirst for love-
監督 山本俊輔
脚本 山本俊輔
丹保あずさ
舟崎泉美
山本宗介
製作 『愛に渇く』製作委員会(株式会社ショットガンフィルム/有限会社 丸侑/有限会社 丸与工業/N★YANAGIHARA)
出演者 中倉健太郎
音楽 高田翼
芳野謙
主題歌 『on your side』Russian
撮影 飯岡聖英
編集 目見田健
制作会社 SHOTGUNFILM
公開 日本の旗 2017年3月3日
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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愛に渇く -thirst for love-』(あいにかわく thirst for love)は、2017年3月3日に公開された日本映画[1]。作家としても活動する山本俊輔監督が5年ぶりに発表した長編映画[2]

全編をエロス・ドラッグ・バイオレンスが横溢する中、精神疾患薬物問題・格差社会排他主義震災DVなど現代日本の抱える各種の社会問題もモチーフとして取り込んでいる。

俳優たちの体当たり演技や、杉本彩が後半重要な役どころで登場し、代表作『花と蛇』以来となる狂気のキャラクターを怪演している。

半田士郎(中倉健太郎)は仲間の伊達一也(原田祐輔)らと振り込め詐欺などの犯罪に没頭する毎日の中、何も成し遂げられていない自分に、苛立ち焦っていた。ブロードウェイのミュージカル女優という夢を抱くも、現実はキャバクラで日銭を稼ぐ恋人の中島美沙(桜井麻未)とも喧嘩ばかりでストレスが募り、半田は徐々に精神のバランスを崩していく。

そしてある日、半田は詐欺グループメンバーのリカ(あんり)の誘惑に負け、ドラッグを飲んでリカと寝てしまう。だがそのドラッグは粗悪品であり、副作用により半田は完全な鬱状態に陥る。自宅に引きこもり、廃人同然の状態になってしまう半田。そんな半田を裏切り、詐欺で稼いだ金のみならず美沙までも奪おうと画策する伊達。半田を心配する美沙がアパートを訪れるが、彼女が目にしたのは変わり果てた恋人の姿であった。「でくのぼう」と化した半田に愕然とした美沙は、衝動的に金を奪って伊達のもとに走る。

恋人も仲間も金も失って絶望した半田は橋から飛び降り自殺を試みるが、偶然通りかかった沖田さなえ(川口美紀)に助けられ、彼女が女友達と共同生活しているアパートに匿われる。彼女たちも半田と同様に、様々な心の病を抱えながら生活していた。さなえは半田をかかりつけの精神科に連れて行き、診察をした桐島勲夫医師(片桐竜次)は大量に向精神薬を処方するが、安易に薬に頼るその治療法が却って彼の鬱病を悪化させていく。

薬の副作用が酷い半田はやがて暴れ出すようになり、ついにさなえたちのアパートから叩きだされる。中毒症に陥った半田は薬を求め、桐島の精神科に押しかけるが冷たくあしらわれて激昂。桐島や看護師を相手に大立ち回りを演じるが、待合室にいた中年男・川崎(原田裕章)に止められる。川崎は鬱病治療法の被治験者をスカウトする、ブローカーであった。半田は川崎に、山奥にある研究所へと連れていかれる。

一方、半田を捨てた美沙は伊達の愛人になっており、金を手に入れて何不自由ない生活を送っていたはずだった。しかし、愛する男も失い、ブロードウェイ女優の夢もどこかに消えてしまったことで、美沙は一抹の虚しさを禁じ得なかった。

また、そんな半田や美沙の澱んだ心の内を反映したかのように、夜の街にはドリルを凶器として使う連続殺人鬼の朝倉(勝又啓太)が出没するようになる。朝倉もまた、社会と人間の精神の歪みが生んだ哀しきモンスターであった。街の自警団は、朝倉を警戒するが、朝倉は一人、また一人と彼らをドリルの餌食にしていく。

一方、川崎に連れられ、半田が訪れた山奥にある不気味な研究所には、脳生理学者の荒木田修子(杉本彩)と、その助手たちが待ち構えていた。荒木田が提唱する独自の鬱病克服理論(通称「ハイ・エナジー」)は過酷を極め、被治験者たちは激しく肉体を痛めつける治療法によって次々と絶命していく。それは人間の生存本能と闘争本能を刺激する、狂気のメソッドだった。荒木田は仕上げに、ロボトミー手術を半田に施そうとするが、そこで半田の狂気が爆発。荒木田と助手たちを殺害して逃走する。

自分を捨てた美沙への愛憎、自分を裏切った伊達への復讐心を抱えて、突っ走る半田。かたや自警団たちを殺害し、暴力衝動の歯止めが利かなくなってしまった朝倉。男たち、そして女たちの人生がまた激しく交錯するとき、そこにあるのは愛の再生か、それとも破滅か――。

キャスト

スタッフ

脚注

外部リンク

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