愛田武
日本の実業家
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人物・来歴
1940年7月1日、新潟県北蒲原郡中条町(現・胎内市)で9人兄弟の6番目として生まれる。1956年には、子宝に恵まれなかった地元有数の名家へ養子に入った。しかし、家業である農業が肌に合わず、1960年に19歳で家出同然に上京した。上京後は東京フランスベッドに入社し、全国250店舗の営業マンの中でナンバーワンの売り上げを記録した。
1966年に防犯器具会社日本ベルを設立したが、翌1967年には倒産した。その後すぐに、かつら会社クリーンヘアを設立した。1968年からはホストクラブ「ロイヤル」に入店し、翌1969年には「ナイト宮益」に引き抜かれた。 1971年には、2フロア160坪を擁する当時日本最大のホストクラブ「ナイト東京」(東京・八重洲口)に入店した。
1971年に「ナイト東京」を退店して独立し、新宿二丁目にクラブ「愛」(現在の「愛本店」。現存する日本で最も老舗のホストクラブ)をオープンさせた。翌1972年には2号店「ニュー愛」を開店し、1973年に本店とともに歌舞伎町へ移転させた。1980年には新宿中央口に240坪の日本最大のホストクラブをオープンさせたが、この店舗は1982年に閉店した。その後、1988年におなべクラブ「ニューマリリン」、1995年にパブ「ダイアナ」とクラブ「ゲイン」をオープンさせ、計5店舗のオーナーを務める傍ら、自身もホストとして勤務した。
2000年、クラブ「ゲイン」をパブ「ビブロス・愛」(のちの「カサノバ」)として新規オープンさせたほか、2001年にはパブ「ダイアナ」をショットバーとしてリニューアルした。さらに2005年にはBAR「POWER HALL HAJIME」、2007年にはBAR「POWER HALL HAJIME2」や、おなべBAR「マリリン2」を開店させた。 2009年時点では、「愛本店」「ニュー愛」「カサノバ」「ニューマリリン」の4店舗を経営し、従業員300人を抱えていた。
2009年1月10日には半生を描いた映画『NIGHT☆KING ナイトキング』(倉科遼原作、主演いしだ壱成)が公開された。同年9月4日には、妻の朱美が執筆した自伝『ホストの女房』がフジテレビの金曜プレステージでドラマ化され、愛田役を寺島進、朱美役を黒木瞳が演じた。
2011年、脳梗塞に倒れ、同時に認知症を発症する[4](脳梗塞の発症には酒好きが影響していたとも報じられている)[5]。2014年8月に愛田観光の社長を退任したが、この前後に親族間で経営権を巡るトラブル(お家騒動)が起きていたことが一部メディアで報じられた[4]。一連のトラブルや経営権の移転にともない資産の大部分を失ったとされており、2015年時点では老人介護施設に入居し、年金を主体とした生活を送っていると報道された[4]。
2018年9月に体調を崩して入院し、心臓ペースメーカーの埋め込みや胃ろうの処置が行われたが、約1か月半後の10月25日3時すぎ、東京都内近郊の病院で死去した[1][2]。78歳没。
経営
- 愛田観光グループ一覧
- ホストクラブ 愛 本店1部
- ホストクラブ 愛 本店2部
- ニュー愛
- Casanova1部
- Casanova2部
- おなべBar ニューマリリン
- おなべBar ニューマリリン2
- POWER HALL HAJIME
出演
著作
- ホスト王が明かすいい女の法則(講談社、2002年。ISBN 978-4062115537)
- ホスト王・愛田流 天下無敵の経営術(河出書房新社、2004年。ISBN 978-4309016412)
関連書籍
- 書籍
- 夜を創った男たち ホスト王-愛田武- (倉科遼著、実業之日本社、2006年。ISBN 978-4408411200)
- ホストの女房(愛田朱美著、河出書房新社、2005年。ISBN 978-4309017334)-2009年9月4日、フジテレビにてテレビドラマ化された。
- 漫画
- 実録!!ホスト王一代記 破天荒(倉科遼著、河島慶画、徳間書店、2007年。ISBN 978-4197804023)
関連項目
- 歌舞伎町ホストクラブ協力会 - 2006年発足。愛田が初代会長を務めた。
- 輝咲翔 - ホスト業界で第一人者と言われる愛田に対し、キャバクラ業界で第一人者と言われる。
- 城咲仁 - タレントで元ホスト。ホスト時代は「クラブ愛」で働いていた。
- 井上敬一
- 頼朝社長 - DVD 「Champagne Call2」で共演。
- 2009年の日本公開映画
- ゴージャス松野 - 沢田亜矢子との離婚裁判に敗れたところに、愛田から声をかけられ、「クラブ愛」で働いた。