感染症対策
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感染症対策(かんせんしょうたいさく)は、人間などに感染する疾患の蔓延を抑制するために、人間が行っている医療・非医療的手段[1]。 接触感染については消毒、呼吸器感染については換気やマスク[2]など、畜産では踏込消毒を行う[3]足マットなど、感染経路に応じた対応が取られる。
不顕性感染(無症状感染)の多い疾患の場合、感染者である自覚がない患者、無症候性キャリアが非常に多く、効果的な予防には非医療従事者の協力が強く求められるため、行政による全国的な対応や推奨には反発が生まれ、社会の分断を生みやすい[4] [5] 。 とくに呼吸器感染については、感染経路が多く経済活動への影響が大きいことを理由に、多くの反感が集まった [6]。
畜産や農業における高病原性鳥インフルエンザなどの感染症[7]は、鳥の糞やハエなど、容易には防除困難なものが多い。[8] [9] また畑内への立ち入りなど、観光客や消毒足マットについての知識を持たない、部外者侵入が、壊滅的な感染拡大のきっかけとなることもある[10]。
感染症対策が主な業務である日本の行政機関には、内閣感染症危機管理統括庁(CAICM)[11]、国立健康危機管理研究機構(JIHS)[12][13]の二つ、官邸に感染症協議会|健康・医療戦略推進本部 [14]がある。
新型コロナウイルスや高病原性鳥インフルエンザなどの流行から、地方版CDC(疾病予防管理センター/感染症対策センター)の立ち上げの動きが広まりつつあり[15]、現在CDCは東京(東京iCDC|感染症別情報|東京都保健医療局)、広島[16]、鳥取[17]、山梨[18]、静岡[19]、兵庫[20]など6都県ほか、京都府でも京都版CDC立ち上げが予定された[21]。
2025年、アメリカでは全国単位での感染症対策への反発から、CDCやNIHの予算は大きく削減された。[22][23] [24] [25]
医療薬剤、治療薬などを使用しない、こまめな換気や室温調節など、主として生活習慣上の非医療対応による行動は、とくに非薬理学的介入(NPI)と呼ばれる。