憂鬱な朝
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- 時は明治、華族令が制定され新華族と旧華族が混在する時代。久世暁直子爵は鎌倉の別邸で妻寿美子の亡くなった半年後、後を追うように急逝。10才で唯一の嫡男、久世暁人は子爵位を襲爵するため母寿美子と執事の田村と共に過ごした鎌倉の地を後にし、田村と共に東京麻布にある豪華な洋邸、久世子爵本邸に移り住む事となった。
- 父暁直から「全て桂木に従いなさい」と唯一の遺言を残されていた暁人にとって頼れるのは、久世家の全権限を与えられている若干21歳で家令兼教育係の職に就く桂木智之だけであった。
- 対面した桂木の第一印象は想像していたよりもずっと若く背の高い洋装の似合う手の大きな男性。翌日暁人のお披露目の食事会に久世家より家格がはるかに上の招待客が訪れたのは桂木の功績によるもので、どんな時も完璧に振る舞う彼は社交界では人気者で一目置かれる存在だった。彼は暁人に対し常に当主としてふさわしくあることを求め、厳しい英才教育を施される日々を送ることとなった。
- そんなある日、桂木の知り合いの西園寺重之が久世邸に何度か訪れるようになった。暁人は西園寺が自分には向けない笑顔(実際はビジネススマイルだが幼い暁人は知らなかった)をすることが気になり、桂木から出された課題を放り出し桂木の部屋に向かった。ドアに鍵が掛かっておらず、お前が久世の家に執着しているのはおかしい、西園寺迎えたらそれなりの役職を与えるという誘いを断った桂木と西園寺が言い合いになり、その後西園寺からキスされているところを目撃した。案の定ばれて、西園寺は部屋を去ったが、桂木からは課題をさぼったことに落胆し、当主として完璧であらねばならないのですからこれ以上私を失望しないで下さいと冷たくまるで憎むような目で暁人を睨んだ。
- 学院の中等科に進学した暁人はある日、留守だった筈の桂木が館にいることを老執事から知り、急ぎ桂木の部屋にノックをするとそこには乱れた身なりの桂木と森山侯爵夫人の姿で、暁人に黙って朝から密会していたことを知る。また桂木が西園寺とも関係を持っていることを知っていた暁人はこんなことは男妾と男娼じゃないかと桂木を問い詰めた。桂木は曰く全ては久世家の爵位、家格を挙げるための手段、権力者と関係を持つことで久世家を非難するものを黙らし家の良いように計らってくれること、そして今も主人は暁直だと言うことを明かした。そしてまた冷たい目で暁人を見つめたのだった。
- そして高等科の17才となった暁人は、いつも桂木と久世家に関する噂で学院中の注目の的になることに辟易していた。学業優秀、容姿端麗と女性の人当たりの良さで名家の子女から人気が高い暁人への周囲の評価は桂木の言う通りに過ごした結果であった。しかし、完璧無比の家令と比べると自分は劣っており、当主に向いていないではと苛まれるようになった。桂木は度々館を空けることが多くなり、面と向かって話すことはなくなっていたが、いつしか彼に対して執着を持つようになっていった。そんなとき友人の石崎から桂木の生家、桂木家当主が病で倒れ、長兄に代替わりしたこと明かされた。暁人は桂木から何も聞かされてないと驚き、その後桂木家に戻り父親を見舞えと命令を下すもかつて当主に戻るなときつく伝えられたので暁人の命令でも曲げないと明かし突き放した。暁人は当主なのに何も言い返せないできなかった悔しさを顕にし、何かを考えた。
- 暁人は石崎に桂木当主に会わせるよう取り計らい、ある人物に会いカフェに赴いた。その相手は桂木家の当主、桂木高之であった。桂木家は元々、久世家の女系の血が入った分家。しかし先代から長く疎遠であった。暁人は高之に桂木智之に関して分かることがあるなら教えてくれと問いただした。高之は桂木がかつて9歳で久世家の跡取りとして養子(形式上は桂木当主の叔父の籍)に入ったことを明かした。それは家としての戦略で上流階級と接点を持つことであった。ゆくゆく成人後は、久世を継ぐ筈だったが、2年後暁人が生まれることになり、跡取りではなくなった。しかし高之は桂木家との縁を失っている智之をあまり良く思っておらず、後は己で考えろと突き放した。その夜、暁人は桂木の部屋に赴き、桂木に隠れて高之に会ったことで話し合おうとするが、先代当主と自分のことについて時間を無駄にするなら当主としての研鑽をしなさいと言い合いとなった。暁人は桂木がなぜ桂木家に戻らないのか、爵位を上げることにこだわるのか分からない、何より自分に向ける冷たい視線が嫌で堪らない、見返したくて努力したとて褒められず報われない、僕は桂木にとって邪魔なのか?と問いただした。桂木は暁人がこの世に生まれなければ久世の当主は私が継ぐ筈だったと口に出させたいのかと問い詰め、世の中にはどうにもならないことがあると嘆いたあと、先代のように努力をした自分と比べてあなたの振る舞いは何も変わってない、何も似ていないことに苛つきを覚えると畳み掛けて暁人を叱責し、あの目で突き放した。暁人には伝えていないが、桂木は芸姑の母と桂木の血を引くが先代当主との血縁のない父のもとに生まれた庶子であった。桂木家の子として育てるべきでもあられたが、母に似たのが災いしたか忌み子のように扱われ、暁直と桂木家先代当主との会談で久世家に養子になれば、出自はどうにでもなるのだと取り引きされ、お払い箱同然に久世家に来たのだった。彼は久世家にも桂木家の人間にもなれず、ただ家令として仕えていくしか他なかったからだ。
- 数時間後、悶々と桂木のことで思考する暁人の元に、何事もなかったかのようにパーティーの招待状を届けに来た桂木が部屋へ入った。暁人は近くに寄れと命令し、取引を持ちかけた。自分と西園寺達のように肉体関係を持つかわりに(権力者との取引や名家の娘への婿入りによる)叙爵や(暁人を廃嫡して当主の座を明渡し)久世の館を与えようと取引を持ちかける。桂木はくだらない取引を、今までの培われてきたが信頼関係が台無しになると。しかし、暁人は桂木をベッドに押し倒した。桂木は抵抗したが、命令だというと受け入れそのまま長い夜を過ごした。翌朝、桂木がいないベッドで暁人は自分のしてきたことを後悔した。桂木のことは昔から好意を抱いてた、想いが通じて将来は対等に並び歩ける関係でありたかったが、やってることがまるで真逆の獣のようであったからだ。
- 学院に登校する際、返事がまだだったと思い出し、夜また部屋に来いと桂木に命令した。子どもの頃から面倒をみていた次期当主が家令を襲った事実に動揺を隠せない桂木は森山侯爵夫人と面会し、先代当主の言葉に縛られることなく己の言葉で次期当主を導きなさいという夫人から偶然にも金言をもらい給うこととなった。夜、桂木は暁人の部屋に待ち伏せし、入室した暁人にこれからも久世家当主として生きてあらねばならないことを伝えた。そのため久世家の地位を捨てようとした暁人の昨日の取引は成立しないと、新たな取引を持ちかけた。先代からの懇願である陞爵をなさるために主人として精進して欲しい、かわりに桂木は成人後も家令として一生涯暁人の元に仕える。それは暁人の命令であれば全て、例え肉体関係でも応じることであった。一瞬困惑する暁人だったが、理性よりも欲が混ざり吹っ切れてしまい受け入れた。こうして暁人は桂木との永遠の関係を手に入れ快楽に溺れるが、桂木の心は冷たく閉ざされたままで本心は分からないまま、薄暗い日々を進むのであった。
登場人物
- 久世 暁人(くぜ あきひと)
- 演-羽多野渉(ドラマCD)
- 久世暁直子爵唯一の直系嫡男。華族の男子が多く集う小中高一貫の名門「学院」の高等科に通う17才。永く子供に恵まれなかった父暁直にとっては30才を過ぎてから誕生した待望の嫡子。
- 母寿美子が病弱だったため、鎌倉の久世子爵別邸で生まれ育つ。先に母が逝去し、その半年後父も「全て桂木に従いなさい」という言葉を残し急逝したため東京麻布の本邸に居を移し、わずか10才にして子爵位を襲爵した若き当主。
- 家令兼教育係である桂木智之から久世家の家格を上げ、次世代を生き抜く教育を厳しく受けて育つ。
- 幼い頃から自分に冷たく、時には憎しみすら感じるような態度をとる智之に対し畏怖や反発の気持ちを持ちながらも、いつも毅然とした智之の姿に尊敬や憧れの念も強く持ち、智之に認められたいという思いがいつしか恋心に変わっていく。
- 華族としてのプライドが高く身分の低い者を見下していた父親とは違い、家柄や地位に拘らない柔軟で広い視野を持ち、怒ると手が出る一面もあるが素直で才色兼備な心優しき青年に育つ。反面、桂木智之に対して、当主として認められたい以上に恋愛感情を抱くようになり執着心を見せるようになる。
- 17才の時に感情が煮えたぎり半ば強引に押し倒し、智之と肉体関係を持ってしまう。その後も爵位に執着のない暁人に対し、「生涯仕えると誓う代わりに久世家のため先代暁直の望みであった伯爵以上に爵位を上げる」という条件を出した智之に同意する形で関係が続くが、本当は想いが通じて並んで歩けるような対等なパートナーでいたいと思っている。しかし不器用で伝わらず、尚且つ智之の心の内が見えないことに落胆し心が荒み、より一層智之との行為が乱雑となっていった。それでも智之の願いに応えるように当主として藻掻いており成長していく。
- 桂木 智之(かつらぎ ともゆき)
- 演-平川大輔(ドラマCD)
- 久世家の女系分家である桂木家の三男。現在は久世家の家令、暁人が成人になるまでの代理を務める。容姿端麗だが、常にポーカーフェイスで例え関係者であっても本心を悟られないようにしている。
- 久世家と先代暁直に対する忠誠心が強く、常に冷静沈着で先見の明に優れ、財政や経済にも精通する。その技量は財政界の人間を唸らせるほど。しかし裏の顔に久世家の家格を上げられる権力者を男女問わず、男妾、男娼として自らの部屋あるいは直接赴き売っており、時にはわざと主人にばらし弱みを握らせる手段で久世家の家格を上げ存続させていくことに力を注いでいる。
- かつては子宝に恵まれず、嫡男が出来なかった先代当主久世暁直が、後に久世家の後継ぎとするため9才の時に東京麻布の久世子爵本邸に引き取り、学院の初等部に編入、厳しい英才教育を施したが、 11才の時に嫡男である暁人が誕生し後継ぎ候補ではなくなった。だが利発な智之は桂木家に戻される事なくそのまま久世家に置かれることとなるも、ある時実は新橋の一流芸者から産まれた妾腹の庶子であった事が暁直に知れる事となり、その時から突然人が変わったように冷遇され身分も使用人に格下げとなった。いつか暁直に認められ必要とされたいと学業の研鑽を積み、学年で首席で卒業する見込みであったが、平民は華族より秀でることを暁直が許すこともなく首席卒業と高等学校より上の進路(帝国大学)に進む道を閉ざされてしまった。さらに久世家の籍にも入れてもらえず、生家である桂木家に疎んじられてることもあり心身孤立という辛い仕打ちを受けながら育った過去がある。父親は先代当主ではなく先々代当主ではないかと言う疑惑がある。
- 21才の時、暁直が急逝し遺言により暁人が本邸に入り襲爵するにあたり、暁人が成人するまで久世家の全管理を任された家令兼教育係となり、久世家のため自分が暁直から受けた教育同様に暁人を厳しく育てる。
- 暁人が本邸に入った当初は、自分が仕えているのは暁人ではなく久世家と先代暁直という思いが強く、自分が継承するはずだったものを奪い、生まれた時から全て持っていた暁人を憎み、自分が暁直に受けた仕打ちと同じように暁人から全てを奪い返すという企てを抱いていた。
- ところが暁人が17歳の青年に成長すると自分に好意を持ち執着心を見せるようになり、さらに強引に肉体関係を持たされた。一度抵抗するが「命令」とされ暁人との情事を受け付けることとなった。次期当主として厳しく育て従順にしていた筈の暁人が強情する様を見て最初は戸惑いを感じるようになる。しかし森山喜世子の「先代が残した言葉に縛られるのではなくご自身の言葉で暁人様を支えなさい」という助言で道筋が固まり、暁人に必ず当主として久世家のために陞爵をするよう尽力する代わりに、一生涯お側に仕える取引を行った。以降暁人の命令に逆らうことなく、何でも求めに応じれば、何処に居ても関係を結んだ。
- 最初は若さゆえの一時的な欲望と捉えていたが、今まで見返りを求められたり、利用し合う関係しか知らなかった智之に対し、ただひたすら心から智之を求める暁直に自分の本懐が徐々に振れるようになり、いつの間にか暁人を深く愛している自分に気付き思い悩む。自分の存在が久世家にとって足枷になる事に苦悩しながらも暁人が誰よりも大切な存在となり、生涯をかけて守り抜いていく。
- なお、暁人との行為は身分関係があるため、攻める行為はせず受け身。暁人の性行為が強くなり普段表情が崩れない智之の顔が歪むことがあるが、終わると自室に戻り身体を拭い着替え働けるほどの回復力を持つ。
- 石崎 総一郎(いしざき そういちろう)
- 演-前野智昭
- 一代で財を成し成金と呼ばれた石崎財閥当主石崎総右衛門の嫡男で久世暁人の学院の同級生。
- 華族出身が多い学院で成金商人の息子と蔑まれているが本人は爵位に興味がなく、華族や上流階級の親族である他の同級生との付き合いには辟易している。暁人とは気が合い、お互いを思い苦言を呈したり、時には殴り合いのケンカもする親友。
- 暁人の桂木智之に対する執着から暁人は智之が好きだと早くから気付いていたが、当主としての後継ぎ問題や智之が久世家安泰のために暁人の恋心すら利用していると疑い二人の関係には反対し、自分と暁人との交流さえも久世家の有益のためと考えている智之を嫌っていた。
- しかし二人がそれぞれ本人が望まぬ方向へ進んでいるのはお互いを思い合ってのことであり、本当は智之も暁人を深く愛し大切に思っていることに気付き、心から二人を助けたいと思うようになる。
- 強くお互いを思い合うゆえに矛盾した言動を取る2人に何度も忠告している。
- 後に智之の自分に対する厳しさも全て総一郎を思っての事であり、諦めていた恋仲の芸者小ふさと婚約出来たのも実は全て智之の力添えであった事を知り、智之に強い尊敬と感謝の念を持つようになる。暁人と智之の幸せを願い見守っていく。
- 久世 暁直(くぜ あきなお)
- 声-松山鷹志
- 久世暁人の父親で先代の久世子爵。外国かぶれで身分不相応の豪華絢爛な洋宅を築づき上げた。
- 暁人が10才の時に先に逝去した妻寿美子の半年後、後を追うように暁人が成人するまでの全てを智之に託して亡くなる。
- 英国への留学経験があり頭脳明晰、洗練されたおしゃれな紳士だったが、プライドが高く家格や直系嫡子に拘り、妾腹の庶子だった腹違いの弟とその母親を絶縁するなど家柄や出自の低い者を威圧的に見下し、また相場での金儲けも上手かったため下品と影口を叩かれるなど、潜在的に敵や嫌う者も多かった。
- 女道楽が激しく妾を抱えて母に寂しい思いをさせていた父直弥を嫌い、一夫一妻を貫き病弱な妻を大切にしていた。暁人が誕生してからは頻繁に鎌倉の別邸に通い最期は鎌倉の地で迎えた。暁人にはいつも優しい父親だった。
- 雨宮 林三郎(あまみや りんざぶろう)
- 声-吉田裕秋
- 帝大出身アメリカ帰りの弁護士で久世暁直当主時代の久世家の書生。天然パーマとメガネと髭が特徴の壮年男性。
- 久世家の旧領地の下級士族の三男だったが、暁直の目に留まり久世家の書生となり帝大を卒業し弁護士となったため、暁直には深い恩義を持っている。書生時代は桂木智之の教育にも関わっており、次代当主の家令として仕えるよう暁直の命を受けていた。渡米し10年後、暁直の命令通り久世家の家令になるために日本に帰国したが、嫡男の久世暁人が当主となり子爵を襲爵していた。そのことを大層勿体ないと思っており、智之を当主にできるよう策略を巡っていた。
- 暁直と幼い時から聡明且つ優秀だった智之に心酔しており、当初暁人に対し懐疑的で智之の出生の秘密を暴き、智之に久世家を襲爵させる計画を練っていたが、それが智之を追い詰める結果となってしまう。暁人の当主としての資質を認めてからは久世家の家令となり有能な片腕となっていく。
- 家令として久世家存続のために暁人と智之の関係を否定し憂いながらも、二人の愛と絆の強さに半ば諦めながら応援していく。
- 桂木 高之(かつらぎ たかゆき)
- 声-宮林康
- 久世家の女系分家である桂木家の嫡男で三兄弟の長男。桂木銀行の頭取。智之のことを疎んじている。
- いつまでも久世家に仕える家臣としての立場を続ける父高正に不満を抱いており、優れた経営能力を持つ。
- 桂木 浩之(かつらぎ ひろゆき)
- 三兄弟の次男。兄と智之の間を取り持つなど、心優しい面がある。自分には兄や智之のような経営能力や才能はないと自覚しているが、補佐的な役割を担う事が多く、有能なNO.2。
- 石崎 総右衛門(いしざき そううえもん)
- 声-金光宣明
- 一代で大財閥となった石崎財閥創始者。平民出身のため爵位や家柄はないが商人としての資質は大きい。財を成す切っ掛けを作ったのは暁直からの投資であり、平民に対して尊大な態度を取る暁直を心底嫌っていたが恩義も持っている。家柄や身分に拘りを持たない暁人を気に入っている。智之の手腕を高く評価しており、久世家後見の見返りに智之を石崎財閥の大番頭に抜擢するが、それは石崎財閥のためではなく久世家と暁人を守るためであると分かっているため、不満を持っていた。
- 久世家との合資会社を設立する。
- 西園寺 重之(さいおんじ しげゆき)
- 西園寺侯爵の嫡男。幼い頃の暁人との面識がある。姉2人が宮家に嫁ぐほどの家柄だが、商売の才覚がなく見た目が麗しいだけの貴族青年となっており、智之に泣きつくこともある。屋敷に赴かせ智之との行為をしたことを示唆している。しかしは暁人が成長するにつれ屋敷に赴くことはなく、智之が森山侯爵の長女、貴子と婚約を持ち込んだこと、家の存続のため婚約を快諾したことで関係は終了した。
- 森山 喜世子(もりやま きよこ)
- 声-沙倉のり子
- 新華族の森山侯爵夫人。壮年の淑女。しかし森山侯爵は妾と関係を持っており関係は冷えている。さらに智之のことを気に入り、話し相手兼関係を結んでいた。
- きく
- 声-山本留里佳
- 久世家の奥女中。現在は智之の計らいで鎌倉の慎ましい家に住み使用人を数人雇いながら隠居している。智之の当主候補時代をよく知っている数少ない人物で、暁直が久世邸に来る前に智之のことを知る多くの女中を雇い止めにした。
- 田村
- 声-上田燿司
- 暁直のもう一人の執事。老年の男性。先代暁直の頃から仕えているが、暁人誕生前から鎌倉の別邸(秋直の妻)に仕えていたため暁人が信頼している者の一人と思っている。秋人10才時の久世邸への引っ越しの際も同行している。
書籍情報
- 作者:日高ショーコ 『憂鬱な朝』徳間書店 〈Charaコミックス〉全8巻
- 2009年3月25日発売、ISBN 978-4199604027
- 2010年7月10日発売、ISBN 978-4199604430
- 2011年5月25日発売、 ISBN 978-4199604782
- 2012年7月25日発売、ISBN 978-4199605192
- 2014年1月25日発売、ISBN 978-4199605772
- 2015年10月3日発売、ISBN 978-4199606472
- 2016年11月25日発売、ISBN 978-4199606977
- 2018年10月25日発売、ISBN 978-4199607714
- 日高ショーコ 『憂鬱な朝 NOBLE COLORS』(スペシャルBOOK)徳間書店 〈Charaコミックス〉
- 2019年3月25日発売、ISBN 978-4198648046
ドラマCD
ドラマCDは全6巻。販売元はマリン・エンタテインメント。
| 巻 | 発売日[1] | 規格品番 |
|---|---|---|
| 1 | 2010年9月23日 | MMCC-3156 |
| 2019年6月27日 | MMSC-0264(再販盤)(再販盤以下続刊同日販売) | |
| 2 | 2011年9月22日 | MMCC-3169 |
| MESC-0265(再販盤) | ||
| 3 | 2012年12月21日 | MMCC-3173 |
| MESC-0266(再販盤) | ||
| 4 | 2016年6月23日 | MMCC-3199 |
| MESC-0267(再販盤) | ||
| 5 | 2017年9月21日 | MMCC-3216 |
| MESC-0268(再販盤) | ||
| 6 | 2019年4月10日 | MESC-0257 |