手ブレーキ
From Wikipedia, the free encyclopedia
機構
人力によるブレーキ力を、操作部から歯車やてこを介して制輪子に伝える仕組みである。ラチェット機構などによってブレーキ力を維持できるようになっており、留置ブレーキとして使用することができる。
手ブレーキは車種を問わず用いられ、主として車上にハンドルを装備し走行中の減速(常用ブレーキ)と停車中の転動防止(留置ブレーキ)の双方に使用される。他方、近代の貨車では留置ブレーキ専用として地上からの操作を前提に車体側面へハンドルが取り付けられている。
側ブレーキは主に貨車で使用され、係員が側面のステップに乗り込んだ上でテコを踏み込んで操作する。突放入換を行う場合には、低速で走行中の車両に制動手が飛び乗って側ブレーキを操作して減速・停車させることも行われている。なお初期のものはラチェット機構がなく、留置ブレーキとして使用する際にはピンを差し込むようになっていた。
- 初期の電車の手ブレーキハンドル。下部のラチェットは足で操作する。
- 車内に設置された手ブレーキハンドル(助士席前の濃緑色の円盤)
- 貨車の側面に付いている手ブレーキハンドル(右側の黄色い円形のもの)
- 側ブレーキを装備する貨車