才ノ神の藤
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歴史と伝承
創祀の伝承
第10代崇神天皇の時代、四道将軍の丹波道主命が当地を巡視した際、蟻の列を見て集落の存在を察したことから探索を命じた。根元の石を拝む老人に出会い、神名を尋ねると「才ノ神」と名乗った。これにより、この地は「蟻道(ありじ)=有路」と呼ばれるようになった[3]。
倭姫命の伝承
第12代景行天皇の皇妹・倭姫命が三種の神器を奉じ丹波与謝の宮に滞在した際、才ノ神を祀ったとされる[3]。
学術的な評価
1933年(昭和8年)に東京帝国大学名誉教授の三好学博士が調査し、「天下の名木」として高い評価を与えた。その後、1934年(昭和9年)には河守町天然記念物(後に大江町天然記念物)に指定された。1983年(昭和58年)には京都府天然記念物に指定された[3]。
構造と特徴
かつてはケヤキの巨木(高さ約10m超)に巻き付いていたが、幹折れや度重なる落雷でケヤキが衰退。現在の藤棚は、鉄骨製の支柱や棚で支えられつつ保全されている。藤は古くから“神木”として保護されてきたため、地域住民による清掃・枝整理・公園管理が行われ、現在も生命力を保っている[4]。
信仰
台風被害(2023年)
才ノ神藤公園
- 駐車場:約50台
- 美化協力金:300円
- 藤の管理:地元・南三区住民による清掃や枝切り、公園整備が行われている[2]。
才ノ神藤祭り
藤の最盛期(5月上旬)に開催されてきた祭り。
主な催し:
- 地元産品バザー
- 琴演奏、太鼓演奏、フラメンコ
- 地酒「才ノ神」の限定販売
- ライトアップ
※ 2025年度(令和7年度)は中止された[7]。
- 所在地 〒620-0342 京都府福知山市大江町南有路