抑肝散
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効能・効果
臨床試験
岩﨑鋼(Iwasaki K)らは認知症患者(原疾患:アルツハイマー、脳血管障害、Lewy小体病)でMini-Mental State Examination (MMSE) スコア24 未満、neuropsychiatric inventory (NPI) スコア6 より高値の52例(抑肝散群27 例、非投与群25 例)によるランダム化比較試験において、抑肝散は非投与群に比して、NPI スコア、幻覚、不安興奮などで有意な改善を認めたと報告した[7]。 さらに岩﨑らは抑肝散がレビー小体型認知症に特有の幻視を有意に改善することも報告した[8]。また、抑肝散のグルタミン酸トランスポーター賦活作用とセロトニン1A受容体パーシャルアゴニスト作用が発見されるなど現代医学の視点からも作用機序が研究されている。[9]
抑肝散に関する最近の臨床研究および基礎データについてはen:Yokukansan(英語)を参照されたい。
副作用・禁忌
消化器が非常に弱い患者には、慎重に用いること。
また、甘草を含有するため、偽性アルドステロン症が起こる危険がある。また漢方薬は体内のカリウムを容易に排泄させるため低カリウム血症などの電解質に異常をきたすことがある、筋肉の痙攣等の副作用がおこるので血液検査などを定期的に受ける必要がある。

