拝所
拝むための場所
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拝所(はいしょ)
日本語一般・日本全般にいうところの、拝所(はいしょ[3]/はいじょ[要出典])とは、聖域を前にして拝むための場所をいう。
天皇陵・皇后陵とそれに治定される陵墓(古墳を含む)には拝所が設けられていることが多い。神社の場合は、拝殿が同様の役割を果たすより大掛かりな施設であるため、拝殿があって拝所が無いことも多いが、諏訪大社のように両方あることも[gm 4]、都久夫須麻神社の八大竜王拝所(琵琶湖に住まう八大竜王を拝する所)[gm 2] のように拝所しか無いこともある[注 4]。
また、拝する対象から遠く離れた地点に設けられた拝所は、遥拝(遥かに隔たった所から拝むこと)する所[5]、すなわち、遥拝所(ようはいじょ)という。
明治以降の天皇陵・皇后陵の場合、一般人のための一般拝所、特別に許可された人のための特別拝所、天皇専用あるいは天皇・皇后用の御拝所(ごはいじょ)がある[1]。
拝所(うがんじゅ)
拝所(うがんじゅ、うがん)とは、琉球諸島および奄美群島において、神を祀って拝む場所をいう。
多くは神が依りついたとされる聖域で[4]、御嶽(うたき)に比べて規模は小さく携わる人の数も少ない[4]。 来訪神の辿り着いた岬などをも指す[4]。
名称
「ウガンジュ」の漢字表記は、通常は「拝所」であるが、「御願所」という表記も見られる[6]。沖縄本島北部の「ウガミ」や奄美群島の「ウガミヤマ(拝み山)」などが、転訛する以前の語と考えられている[6]。八重山列島には、「オガミ(拝み)」から音変化したと見られる、石垣島・竹富島・西表島の「オン」、黒島・小浜島・新城島の「ワン」、波照間島の「ワー」がある[6]。「ウタキ(御嶽)」は公用語である[6]。民間では普通、「ウガン」「ムイ(森)」「ヤマ」が用いられる[6]。
特徴
拝む場所で種々の場合がある[7]。一般的には、森などにあり、高い樹木の下の場合や石(サンゴなどの)が置かれている場合も[7]、コンクリートで構造物を作っている場合もある[7]。神聖な場所である[7]。神社も「拝所」の範疇にある[7]。その外共同で拝む場所として、色々な施設、小学校や中学校、高校にも拝所がある場合があるが[7]、文部科学省ではそれらを宗教施設とは考えていない[7]。宮古島では、個々人に対応する神様、すなわち各個人の守護神の場合があり[7]、この神を「マウガン」といい、拝所も一人一人異なる[7]。