大千瀬川
愛知県および静岡県を流れる河川
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地理

愛知県北設楽郡東栄町大字振草に端を発し、東栄町と設楽町の境界である大鈴山の東麓を東に向かって流れる。字下粟代では下粟代川を、字桜平では鴨山川を集める。国道151号に沿って流れ、国道151号と国道473号が合流する地点付近で御殿川を集める。東栄町の中心集落である本郷市街地を横断し、本郷市街地の東端には落差約10mの蔦の渕がある。その後は国道473号に沿って振草渓谷と呼ばれる区間に入り、愛知県指定天然記念物の煮え渕ポットホールや預り渕ポットホールなどの甌穴群がある。
愛知県と静岡県の県境付近で最大支流の大入川を集め、すぐ近くでは豊川用水の導水路が上を通過する。三遠南信自動車道やJR飯田線をくぐり、佐久間町浦川市街地付近で相川を集める。南東から北東に90度向きを変え、諏訪湖から南下している中央構造線の上を流れる[3]。佐久間町中部(なかべ)で天竜川に合流する[3]。静岡県内の流路延長は5.8キロメートルである[3]。
流域変更
支流
地形
1969年(昭和44年)には2170ヘクタールの地域が振草渓谷県立自然公園に指定された[4]。振草渓谷の川床は領家変成帯の花崗岩であり、煮え渕ポットホールや預り渕ポットホールなどの甌穴(ポットホール)がある[5]。1988年(昭和63年)には煮え渕ポットホールと預り渕ポットホールが愛知県指定天然記念物に指定された[5]。
本郷市街地の東側には「奥三河のナイアガラ」とも呼ばれる蔦の渕(蔦の淵)がある[6]。滝頭は硬い安山岩、滝壺は軟らかい泥岩からなり、差別侵食が生じて滝となった[6]。2003年(平成15年)にはとうえい温泉花まつりの湯と蔦の渕をつなぐ遊歩道や、蔦の渕を眺めることができる展望台が完成した[7]。



