新界
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新界(しんかい、繁体字: 新界, 粤拼: San1 gaai3 広東語発音: [sɐn˥.kaj˧]; 英: New Territories)は、香港の内、1842年の南京条約で清国からイギリスに割譲された香港島、1860年の北京条約で割譲された九龍半島以外の領域で、1898年の展拓香港界址専条によってイギリスに99年間の期限で租借された地域を指す。厳密には、1898年の条約で租借地となったのは九龍半島を東西に横切る界限街(Boundary Street)以北・深圳河以南の領域と、香港に付随する233個の島を指すが、日常の用語としては文脈により、「新九龍」と呼ばれる新興市街地(界限街以北・獅子山(Lion Rock)以南)や島嶼部を含まない場合もある。
新界は、島嶼部まで含めた面積が975.23平方キロメートル、島嶼部を除いた面積が747.18平方キロメートルである。これは、香港の総面積のほぼ90%にあたる。一方で、人口は3,336,200人(2000年現在)で、香港の総人口の半分程度に過ぎない。
1970年代ごろまでは、ほとんどが山林と原野、農村にすぎなかったが、人口増加に対応すべくニュータウンがこの地域に次々建設され、香港のベッドタウンとしての役割を担うことになった。中には元朗など軽鉄(路面電車線)沿いに、九龍など都心部顔負けの商業地区の出現や、沙田や屯門などに代表される大型ショッピングセンターの進出により、目覚ましい発展を遂げている。
