福田雄一

日本の劇作家、放送作家、脚本家、映画監督 (1968-) From Wikipedia, the free encyclopedia

福田 雄一(ふくだ ゆういち、1968年7月12日 - )は、日本劇作家放送作家脚本家映画監督であり、劇団「ブラボーカンパニー」座長である。

概要 ふくだ ゆういち福田 雄一, プロフィール ...
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来歴

お笑い好きの父親の影響でクレージーキャッツを見て育つ[1]。小学校の頃、学期末ごとに開催される「お楽しみ会」では毎回台本を書き、コントを披露していた[2]。小山市立小山第一小学校、小山市立小山中学校を経て、栃木県立栃木高等学校へ進学[3]下野新聞記者の父の影響で小学生のころは新聞記者を志した[4]。中学・高校生の頃はゴルフに夢中になり、プロゴルファーになりたいと思っていたが、大学に進学してほしいという父親の希望もあり、高校の先生に薦められてゴルフ部のある成城大学に入学[2]。しかし想像以上に部費がかかることや、自分のゴルフの腕前に夢を諦めざるをえなくなり、一時はノイローゼ状態に陥る[2]

そんな時にたまたま見た、小劇場ブームを伝えるニュースに昔の「お楽しみ会」の楽しかった思い出がよみがえり、さっそく観に行った劇団第三舞台の舞台で「こんなに笑えるお芝居をする劇団があるんだ!」と衝撃を受けて、入部先を演劇部に変更[2][5][6]。以降、演劇づけの日々を送る[2]。成城大学の学生劇団を母体として1990年に劇団「ブラボーカンパニー」を旗揚げ[1]、座長として全作品の構成・演出を手がける[7]

日本テレワークに入社の後、独立しフリーの放送作家に転身[3]吉本興業銀座7丁目劇場のスタッフとなるが社員との喧嘩でクビとなり、無職のときに加藤浩次の誘いで極楽とんぼの単独ライブに携わる[8]。舞台を手がけるかたわら、『笑っていいとも!』『SMAP×SMAP』『いきなり!黄金伝説』など大型バラエティ番組の構成にも携わった。さらにテレビドラマや映画の脚本・演出にも活動の場を広げた。2004年に「小山評定ふるさと大使」に任命された[3]。2005年にドラマ「THE3名様」の監督・脚本を担当[9]。2007年にマギーと共同脚本・演出のユニット「U-1グランプリ」を立ち上げて出演。2009年には自身の舞台作品を映画化した『大洗にも星はふるなり』で映画監督としてデビュー[10]

人物

笑いのルーツはアメリカにあると考えている[1]。多くの作品を翻訳脚色しており、海外のギャグ日本語に翻訳するセンスに定評がある[1]

指原莉乃の冠番組『さしこのくせに』を見たことをきっかけに、多くの番組で指原を起用した[11]ムロツヨシ佐藤二朗を夫人の推薦もあって、福田組の常連キャストとして、ほぼ全ての作品に起用している[12]。 また、2017年公開の 『銀魂』から、橋本環奈をヒロインに起用する機会が多くなっている[13]

恐妻家であり、『週刊現代』(講談社)でエッセイ「妻の目を盗んでテレビかよ」を執筆している。たばこギャンブルもやらない[14]

2026年5月11日、笠井信輔のYouTubeチャンネルに出演した際に、2019年から2024年までの約5年間、重度の鬱病だったことを初公表した。以前から調子の悪い中、ミュージカル「サムシング・ロッテン!」を行った直後に鬱状態に陥り、2024年の頭までは基本的にベッドで寝込む生活で、食べ物を食べても吐き気を催し、情報が処理できないことから字の読み書きもままならず、テレビも見られなかった。プロデューサーの松橋真三に相談したところ、「仕事できない状況であるのは分かるんですけど、仕事をすることによって何かしら良くなることがあるかも知れないから、仕事はしましょう」と言われ、症状をひた隠しにしながら仕事を続けていた。この5年間について福田は「ダメな5年間だった」と振り返っている。さらには副作用がある薬を服用し続けたことで糖尿病を併発し、入院も経験した。入院期間中、妻の機転により福田の承知を得ずに引っ越しをさせられ、新居に入った途端に鬱状態が緩和したといい、薬の服用を止めたことで血糖値も通常の値に戻っていった。『アンダーニンジャ』製作後には、久しぶりにテレビを見る気力も湧いた。この時に見たのがドラマ『海のはじまり』で、主演の目黒蓮の役者としての凄さに惹かれたといい、のちに福田は目黒を主演とした映画『SAKAMOTO DAYS』の監督・脚本に携わることになる。なお、鬱の期間に全くテレビを見られなかったことから、目黒の所属するグループ・Snow Manのこともまるで知らなかったという[15]

福田組

福田組とは、福田雄一作品の常連俳優や制作チームの総称[16][17]。文脈によっては、初参加の俳優を含む場合もある[18]。特に、重鎮であるムロツヨシと佐藤二朗の二人は「福田組の風神雷神」と称される[19]。これに賀来賢人を加え「風神・雷神・竜神」とする場合もある[20]

ムロツヨシ佐藤二朗賀来賢人橋本環奈若月佑美などは福田組の常連である[21][22][23]

主な作品

バラエティ番組

特記のないものはすべて構成を担当。太字は現在担当している番組。

テレビドラマ

脚本・演出

脚本

ネットドラマ

映画

脚本・監督

脚本

監修

ショートムービー

舞台

ブラボーカンパニー公演

  • タイトル未定 2018(2018年) - 演出・上演台本

U-1グランプリ公演

  • U-1グランプリCASE 01『取調室』(2007年) - 脚本・演出(マギーと共同)
  • U-1グランプリCASE 02『厨房』(2008年) - 脚本・演出(マギーと共同)
  • U-1グランプリCASE 03『職員室』(2010年) - 脚本・演出(マギーと共同)

外部公演

  • THE3名様 夏はやっぱり祭りっしょ!!ライブ2006(2006年) - 脚本・監督
  • ソビエト(2007年、神保町花月)- 脚本
  • キバコの会 第二回公演『フォトジェニック』(2009年) - 脚本
  • バンデラスと憂鬱な珈琲(2009年) - 脚本・演出(マギーと共同)
  • 舞台「スマートモテリーマン講座」(2010年・2011年に再演) - 脚本・演出
  • ミュージカル「モンティ・パイソンのスパマロット」(2012年) - 企画・脚色・演出
    • ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」(2015年)[56]
    • ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」(2021年1月18日 - 2月28日、東京・大阪・福岡)[57]
  • フル・モンティ(2014年・2015年) - 演出・翻訳・訳詞
  • 16人のプリンシパル trois(2014年) - 脚本・演出
  • ミュージカル「タイトル・オブ・ショウ」(2014年8月1日 - 14日、東京・名古屋・大阪) - 翻訳・訳詞・演出[58]
  • THE 39 STEPS(2014年10月23日 - 11月15日、東京・仙台・大阪・名古屋・福岡) - 上演台本・演出[59]
  • 才原警部の終わらない明日(2015年11月30日 - 2016年1月11日、東京・大阪)- 上演台本・演出[60][61]
  • ミュージカル「エドウィン・ドルードの謎」(2016年3月27日 - 5月14日、東京・大阪・名古屋・福岡) - 演出[62]
  • ナイスガイ in ニューヨーク(2016年12月2日 - 27日、大阪・東京) - 上演台本・演出[63]
  • ミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」(2017年8月11日 - 9月10日、東京・大阪) - 演出・上演台本[64]
  • デストラップ(2017年7月7日 - 8月6日、東京・静岡・愛知・兵庫) - 翻訳・演出[65]
  • ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」(2018年2月7日 - 4月1日、東京・大阪・福岡)- 演出[66][67]
  • ミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」(2018年9月1日 - 30日、東京・静岡・大阪) - 演出・上演台本[69]
  • ミュージカル「サムシング・ロッテン!」(2018年12月17日 - 2019年1月14日、東京・大阪) - 演出・上演台本[70]
    • ミュージカル「サムシング・ロッテン!」(2025年12月19日 - 2026年1月12日、東京・大阪) - 演出[71]
  • 恋のヴェネツィア狂騒曲(2019年7月5日 - 28日、東京) - 上演台本・演出[72]
  • ミュージカル「ペテン師と詐欺師」(2019年9月1日 - 26日、東京)- 演出・上演台本[73]
  • ミュージカル「プロデューサーズ」(2020年11月9日 - 12月6日、東京)- 演出[74]
  • ミュージカル「ビートルジュース」(2023年8月4日 - 9月27日、東京・愛知・大阪)- 演出・上演台本[75]
    • ミュージカル「ビートルジュース」(2025年5月9日 - 6月29日、東京・大阪)- 演出・上演台本[76]
  • ミュージカル「グラウンドホッグ・デー」(2024年11月11日‐12月8日、東京・大阪・愛知)‐演出[77]

テレビアニメ

劇場アニメ

CM

DVD

楽曲提供

雑誌連載

  • 週刊現代講談社 / エッセイ「妻の目を盗んでテレビかよ」
  • 『STAGE SQUARE』vol.1 - 日之出出版 / コラム「こんな内容ならツイッターに書けよ!だけどツイッターって字数に制限あるでしょ?だからここに書かせてよスペシャル」
  • 『プラスアクト』ワニブックス / コラム「福田唯一の俺に質問くださいっっ!」

脚注

関連項目

外部リンク

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