方輿勝覧

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方輿勝覧』(ほうよしょうらん)は、南宋祝穆中国語版(しゅくぼく)によって13世紀に編纂された地理書。70巻。州ごとに名所旧跡や有名人などを記している。

祝穆の曾祖父の祝確は朱熹の母方の祖父であり[1]、祝穆自身朱熹に学んだ[2]。著書にはほかに類書『古今事文類聚』がある。

構成・特徴

南宋の行政区分

『方輿勝覧』は70巻から構成される。南宋の17の路(浙西路、浙東路、福建路、江東路、江西路、湖南路、湖北路、京西路、広東路、広西路、淮東路、淮西路、成都府路、夔州路、潼川府路、利州東路、利州西路)の順に並んでおり、各路は州(府・軍)に分けられ、行在所の臨安府からはじまっている。記述は南宋の版図に限られ、北方については記されていない。

それぞれの州について、まず「建置沿革」を記し、ついで郡名・風俗・形勝・土産・山川・堂舎・楼閣・亭榭・館駅・橋梁・寺観・祠墓・古跡・名宦・人物・題詠などに分類して土地の名物を羅列し、説明を加えている。説明にはしばしば古今の文章や詩句の引用を含む。最後に「四六」と題してその州について詠んだ対句を羅列している。

通常の地理書で重視される里程、地勢、戸数などについてはほとんど記されておらず、地理書というよりは地域ごとに分類した類書に近い[2]

テクスト

脚注

外部リンク

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